スクールカウンセラーのやりがい、魅力

健やかな成長を応援

スクールカウンセラーとして働く人たちの一番の願いは「子どもたちの健やかな成長を応援したい」ということでしょう。

思春期の子どもの心というのはとてもデリケートで、ささいなことで傷ついたり自信をなくしてしまったりするものです。

人間関係のちょっとしたトラブルがいじめに発展してしまったり、本当は仲良くしたいのに両親と衝突してしまったりするようなことも珍しくありません。

将来の夢や希望を見失ってふさぎこんでしまうこともあるでしょう。

だけど、そんなときにスクールカウンセラーがじっくりと話を聞いて心の整理を手伝ってあげることで、子どもたちは笑顔を取り戻していくことができます。

「あの人と仲直りができた」とか「進路の目標ができたよ」という前向きな報告を聞くことができたときは、スクールカウンセラーにとって本当に嬉しい瞬間です。

子どもたちの健やかな成長を自分が陰で支えているのだという実感が持てることが、スクールカウンセラーという職業の大きな魅力なのです。

たくさんの出会いのなかで

スクールカウンセラーは、仕事を通してたくさんの子どもたちと関わることができます。

学校の教師であれば、自分の担当しているクラスや部活動の子ども中心に関わることになりますが、スクールカウンセラーの場合は学年や部活動の垣根を越えてあらゆる生徒の相談にのる機会があるからです。

もともと子どもたちと話をするのが好きな人にとっては、たくさんの出会いに満ちた魅力的な仕事といえるでしょう。

ときには、かつて相談にのった生徒が卒業してから会いに来てくれたり手紙やメールをくれたりすることがあります。

「あの時は支えてくれてありがとうございました」という感謝の言葉をもらうこともあるのです。

悩みや問題を乗り越えてたくましく成長していく子どもたちの姿を見守ることができるのは、スクールカウンセラーの特権といってもよいでしょう。