スクールカウンセラーへの転職

転職までの険しい道のり

スクールカウンセラーという仕事に憧れて、転職をめざす人もいるのではないでしょうか。

しかし、この職業は誰でも就くことができるというわけではないので、前職の内容によって転職へのハードルが大きく変わります。

スクールカウンセラーとして働いている人の大半は「臨床心理士」の資格を持っており、他には「精神科医」や「大学教員」など、いずれにしても心理学の専門の知識がある人ばかりです。

ですから、すでに「臨床心理士として児童相談所で働いている」という人や「精神科の医師として病院で働いている」という人がスクールカウンセラーをめざすのであれば、都道府県が求人を出すのを待って応募すれば、高い確率で転職することが可能です。

しかし「今はサラリーマンだけどスクールカウンセラーに転職したい」「今は主婦だけどスクールカウンセラーの仕事に挑戦したい」という人の場合は、転職までの道のりは決して楽ではありません。

臨床心理士の資格試験を受けるためには指定大学院・専門職大学院で心理学の勉強をしなければいけませんし、もちろんその後に資格試験にも合格しなければいけません。

大学院に入るためにも試験が必要なわけですから、長期的な計画を立てて転職に臨んだほうがよいでしょう。

臨床心理士の仕事

転職の際の注意点

スクールカウンセラーに転職するにあたって、よく考えておかなければいけないことがあります。

実は、スクールカウンセラーとして働いている人の多くが、非常勤職員という待遇です。

決められた時間だけ働いて、時給制で給料をもらうというような働き方が一般的になっています。

一校につき、週に1日か2日程度の勤務になることも多いので、何校もかけもちで仕事をしなければ生活が成り立たないということもありえます。

スクールカウンセラーに転職する際には、どれぐらいの仕事量が見込めてどれぐらいの収入がもらえるのか、事前にしっかり計算した上で転職しなければいけません。

とくに、養わなければいけない家族がいる人の場合は、こうした問題をよく考えておく必要があるでしょう。