スクールカウンセラーのつらいこと、大変なこと、苦労

命を守るという大きな責任

近年では、学校生活におけるトラブルを原因とした子どもたちの自殺が社会問題となっています。

また、度を越えた暴力によって子どもどうしで大ケガをさせあったり命を奪ってしまったりするような悲惨な事件も後を絶ちません。

「子どもたちの命をどうやって守っていくのか」ということは、今の社会における重要な課題といえるでしょう。

こうした状況のなかで、スクールカウンセラーは大きなプレッシャーを背負って仕事をしています。

子どものSOSに的確に対処することができなければ、最悪の場合、命を落としてしまうケースにつながってしまうからです。

トラブルを抱えている子どもの相談にのっているときは、問題が解決するまで常に緊張感がつきまといます。

子どもの命を守るという非常に重要な役割を果たしているスクールカウンセラーならではの大変なところといってもよいでしょう。

子どもたちの心の闇と向き合って

スクールカウンセラーのもとに寄せられる相談のなかには、思わず耳をふさぎたくなるようなつらい内容のものも珍しくありません。

クラスメイトや部活仲間から長期間にわたっていじめられているという子もいれば、親や兄弟など身近な人からの暴力に悩んでいるという子もいます。

なかには、思いがけず犯罪や災害に巻き込まれてしまい心に深い傷を負っているような子もいるのです。

こうした相談に日々向き合うスクールカウンセラーは「どうして子どもたちがこんなつらい目にあわなければいけないのだろう」と胸を痛めたり憤ったりしてしまうことも少なくないそうです。

ときには、話の深刻さに耐えかねて自分も一緒に落ち込んでしまうような日もあります。

子どもたちの心の闇と向き合う仕事は想像以上に大きなストレスとなるものなのです。

スクールカウンセラーは、この仕事に強い使命感を抱いていないければ続けることができない仕事です。