スクールカウンセラーの需要と求人・採用募集状況

社会が必要とする存在へ

スクールカウンセラーの活躍の機会は、時代の移り変わりとともに増えています。

近年では友人とのトラブルから不登校や自殺、自傷行為に至るような子どもたちも多いうえに、スマートフォンやパソコンが普及したことから、保護者が子どもたちの人間関係を把握できず問題に気付けないケースもあります。

また、昔は「個性」ととらえられていた「発達障害」に関してもよく知られるようになり、こうした障害がある子どものサポートの必要性が叫ばれるようになりました。

子どもたちがどんなことに悩み、どんなことに傷ついているのか、どんな助けを必要としているのか。

教師とも保護者とも違う中立な立場のスクールカウンセラーが間に入り、問題解決のサポートをすることが今の時代には強く求められています。

非常勤の募集が多い傾向

しかし、このようにスクールカウンセラーの重要性が増しているのに対して、まだまだその地位の確立や待遇の確保が追い付いていないという現状があるのも事実です。

スクールカウンセラーとして働いている人は精神科医や臨床心理士の資格を取得している人が多いのですが、非常勤として学校に週に何日か顔を出すという形で働くケースが一般的です。

非常勤の場合はどうしても雇用が不安定になりますし、仕事を継続させることができるのかという不安がつきまとうので、精神科医や臨床心理士のなかにはスクールカウンセラーとして働くよりも正規雇用で働ける病院などへの就職を優先しようと考える人もいます。

これからより多くの人がこの職業をめざすようになるためにも、スクールカウンセラーの雇用環境を整えることが求められています。

教育委員会のHPに求人情報

スクールカウンセラーの求人情報は、どこで探すことができるのでしょうか。

より確実なのは、各都道府県の教育委員会のHPをチェックすることです。

地域によって違いはあるものの、大体は秋から冬にかけての時期に、次年度の求人募集が掲載されます。

求人の募集がない地域や年度もあるので、こまめに情報収集をしてチャンスを逃がさないようにしましょう。