スクールカウンセラーの勤務形態、休日

多くが「非常勤職員」に

日本では、スクールカウンセラーの正職員の求人は少なく、ほとんどの人が非常勤職員として働いているという実態があります。

非常勤職員というのは非正規雇用形態のひとつであり、決まった日や時間にだけ仕事をする職員のことをさします。

毎日学校に出勤する教師や事務員たちとは違い、週に1日か2日ほど指定校に出勤するというのが一般的なスタイルなのです。

さまざまな働き方

スクールカウンセラーの中にも、この仕事だけで生計を立てている人と、そうではない人がいます。

たとえば、この仕事だけで生計を立てている臨床心理士の場合は地域の学校をいくつか担当していることが多く、「月曜日と水曜日はA校、火曜日と金曜日はB校、水曜日はC校…」というように、毎日違う学校に出勤しています。

一方、精神科医や大学で心理学を教えている教員など他にメインとしている仕事がある人の場合は、普段は病院や大学で働き、週に1日か2日ほど学校に出勤するという働き方になります。

今の日本では前者のほうが圧倒的に多く、現場からは「非常勤という不安定な勤務形態を見直したほうがよいのではないか」という声もあがっています。

休日の取り方

スクールカウンセラーは学校のスケジュールに合わせて働くことになるので、学校が休みの日が休みになるのが基本です。

もちろん、仕事の担当案件が少ないスクールカウンセラーの場合は、平日にも休みが入ることもあります。

また、学校によってはスクールカウンセラーが学校で相談を受け付ける時間を「午前中だけ」「午後だけ」などと指定していることもあります。

この場合は一日中出勤するのではなく、午前あるいは午後は休むことになります。

さらに、夏休みや冬休みなどの長期休暇に入ると、スクールカウンセラーの仕事も休みになることがあります。

流動的なスケジュールのなかで働いているのがスクールカウンセラーの現状といってもよいでしょう。