スクールカウンセラーに必要なもの

心理学の知識がマスト

スクールカウンセラーとして働く上で絶対に必要なのは、人の心を読み解く「心理学」の知識です。

とくに「臨床心理学」と呼ばれる分野の勉強をしておくことが、現場に出る上では大変重要になります。

それでは、「臨床心理学」とはどのような学問なのでしょうか。

簡単にいうと、人間の心の中のさまざまな問題を研究し、その問題を解決させるための有効な手段を学ぶ学問です。

悩みを抱えて訪れた人に対して面談や心理検査を実施して必要な治療法を一緒に探していくという臨床心理学の基本は、スクールカウンセラーならば身につけておくべきでしょう。

今の学校現場に深い理解を

もうひとつ、スクールカウンセラーに求められるのは、今の時代ならではの子どもたちの悩みをよく理解することです。

昔の子どもたちと今の子どもたちでは、置かれている環境が全然違います。

今は子どもでも一人一台の携帯電話やスマートフォンを持っているのが珍しくない時代です。

インターネットを介して親の知らない人間関係を築くことができるようになり、このことで犯罪に巻き込まれたり、ネット上のやり取りが大きなトラブルつながったりしてしまうというリスクもあります。

「SNSのグループで仲間外れにされている」「通話アプリに返信をしなかったせいでケンカになった」など、大人には想像もつかないような形のいじめもあります。

スクールカウンセラーは現代社会の状況をよく理解して子どもたちの心に寄り添えるよう努力することが求められています。

人間性も重要なカギに

そして何よりも大切なのは、スクールカウンセラー自身の人間性です。

この仕事は、傷ついた子どもや周囲に上手くなじめずに自暴自棄になっている子どもたちと毎日のように接する仕事です。

相手のことを真剣に考え、親身になってカウンセリングに取り組めるかどうかが、子どもたちの将来を大きく左右します。

いつだって誠実に一生懸命に相手と向き合うことができる人間性が何よりも大切なのは間違いないでしょう。