産業カウンセラーへの転職、未経験求人は?

受験資格を要チェック

「社会人として働いてきたときの経験を生かすことができる」「キャリアの開発というやりがいのある仕事に就ける」というような理由から、産業カウンセラーへの転職に魅力を感じている人も多いのではないでしょうか。

ここでは、産業カウンセラーに転職するために必要な準備について説明します。

まず、産業カウンセラーとして働くための一番オーソドックスな方法は、社団法人である日本産業カウンセラーが認定する「産業カウンセラー」の資格を取得することです。

しかし、この資格を取得するための試験には受験資格が設けられているので、誰もが受験できるというわけではありません。

受験資格についての詳細は日本産業カウンセラー協会のホームページでチェックすることができますが、概要を述べると「大学や大学院で心理系の勉強をし、必要な単位を取得していること」か「協会が行う産業カウンセリングの学識及び技能を修得するための講座を修了していること」などの条件があります。

大学で心理系の勉強をしている人以外は、産業カウンセリングの講座を受講する必要があるので、講座が開講する時期に合わせて計画的に行動することが大切です。

転職の際の注意点

産業カウンセラーの資格を取得していなくても、「キャリア関係の相談にのります!」「社会人のメンタルヘルスのカウンセリングを行います!」という看板を掲げて独立開業することは不可能ではありません。

産業カウンセラーというのは国家資格ではないので、取得していない人がこの仕事をしたからといって法律に違反するわけではないのです。

ただし、やはり無資格であると社会的な信用を得るのが難しいという実情はあるようです。

社会的な知名度のある人や高い営業能力や広報力がある人でないと、無資格で独立して成功するのは難しいでしょう。

あるいは産業カウンセラーの資格は取得していなくても「臨床心理士」の資格があるとか、人材育成に関するコンサルティング業の実績があるという人であれば、転職してこの道で成功することも可能かもしれません。