派遣の産業カウンセラー

派遣で働く産業カウンセラー

産業カウンセラーの勤務形態はさまざまで、正規雇用の社員として働いている人や独立開業して働いている人もいれば、人材派遣会社に登録して企業や公的機関に派遣されるという形で働いている人も多くいます。

派遣先では「メンタルヘルスの相談」や「就職や転職の相談」「研修プログラムの提案」「キャリア開発」など、さまざまな仕事を請け負うことになります。

派遣社員の場合、給料は時給制となっており、大体1500〜1800円くらいになるのが一般的です。

正規雇用ではないので収入が不安定だったり将来的なビジョンが描きにくかったりするというデメリットはありますが、さまざまな組織に出入りすることで経験を積むことができるというメリットもあります。

また、仕事量や収入はそれほど多くなくても家事や育児との両立がしやすいという利点もあるので、子育てや介護をしている女性が派遣の産業カウンセラーをめざすケースも多いようです。

協会から派遣される産業カウンセラー

また、一般的な意味の「派遣社員の産業カウンセラー」ということではなくて、社団法人である日本産業カウンセラー協会の会員が外部からの仕事の依頼に応じて派遣されるというスタイルの「派遣の産業カウンセラー」として働く道もあります。

日本産業カウンセラー協会はとても大きな組織で、全国各地にたくさんの支部があります。

自分が住んでいる地域の支部に専任カウンセラーとして認定・登録されると、企業や団体への講演会に講師として派遣されたりカウンセリングに出向いたりする機会を得ることができるのです。

仕事の内容は「セクハラやパワハラの防止策を学ぶ講演会」であったり「メンタルヘルスに問題を抱える社員への相談会」であったりとさまざまです。

ここでたくさんの組織の人たちと出会い、人脈や実績を築き上げていくことが、産業カウンセラーとしてのさらなる活躍へとつながっていくことは間違いないでしょう。