産業カウンセラーになるための学校(大学、スクール、通信講座)

産業カウンセラーの養成講座

産業カウンセラーの試験には受験資格があり、一定の条件を満たした人しか受験をすることができません。

この受験資格のひとつは「日本産業カウンセラー協会の産業カウンセラー養成講座を修了すること」であり、多くの受験生がこの講座を修了して受験資格を得ています。

それでは産業カウンセラー養成講座とはどのような講座なのでしょうか。

まず、この講座は大きく分けると「通学制」と「通信制」があり、受講期間や受講料には違いがあります。

通学制の場合、4月開講で7ヶ月間受講し、費用は226,800円です。通信制の場合、11月開講で1年間受講し、費用は205,200円です。
※どちらも2015年11月時点

いずれの講座もカウンセリングの理論や産業カウンセラーの役割を学ぶほか、面接実習の指導が行われており、通信制の場合も年間16日ほどスクーリングをして実習をすることになります。

通学制でも通信制でも毎年1月に行われる試験に間に合うように修了できるので、どちらを選ぶかは住んでいる地域、仕事や家庭の事情などを総合的に考えて判断すると良いでしょう。

大学や大学院で学ぶ道も

また、産業カウンセラーの受験資格には、

「4年制大学学部において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する学部又は専攻の卒業者であって、必要な単位を取得し、かつ協会が行う産業カウンセリングの技能を修得するための講座を修了した者」や、

「大学院研究科において心理学又は心理学隣接諸科学、人間科学、人間関係学のいずれかの名称を冠する専攻の修了者であって、特定の科目において必要な単位数を取得している者」も含まれています。

つまり、産業カウンセリングの養成講座を受講しなくても、大学や大学院で専門的に心理学を学ぶことで、受験資格を得ることができるということです。

産業カウンセラーをめざすと同時に大学や大学院への進学希望がある人は、このような大学や大学院を選んで勉強するのもよいでしょう。