セールスドライバーの現状と将来性

市場ニーズは拡大中

物流業界にとって、いなくてはならない存在であるセールスドライバー。

国土交通省によれば、2015年度の宅配便の取り扱い個数は約37億4500万個となっており、ここ20年間で約3倍に増えているといわれます。

ネット通販が普及してたことによって、宅配業者はさらに忙しさを増していると同時に、競争が激化しているようです。

そんな市場ニーズの大きな環境で働くセールスドライバーは、社会に必要とされる実感を味わえるやりがいある仕事ですが、体力を要するハードな仕事であることから離職率が比較的高く、人手不足に陥っている企業も少なくないようです。

人手不足解消のために

もともと、セールスドライバーは男性中心の職業として長く定着してきました。

しかし近年、宅配サービスを手掛ける各社では人員を確保するために、女性や、アジア諸国からの人材といった新しい労働力の採用に積極的に乗り出しています。

物流業界でもIT化が急速に進んでおり、効率的に作業が進められるように変化しているものの、最終的に、「物」を場所から場所へ、人から人へ運ぶのは、昔も今も変わらず「人」です。

その役目を果たすセールスドライバーは、今後も需要が大きな仕事であることは間違いありません。

また、この仕事では意欲的で健康な若い人材の活躍が期待されることから、これからセールスドライバーを目指す人にはチャンスがまだまだあるといえるでしょう。

「運ぶこと」以外のスキルも求められる

セールスドライバーは、ただ機械的に荷物を運んだり届けたりするだけではなく、お客さまとの接点を持ち、相手に心地よいサービスを提供する役目をも担っています。

各社の競争が厳しくなっている今だからこそ、これからのセールスドライバーには、よりいっそうサービス業に従事している認識を持ち、顧客満足度を高める対応をすることが求められるでしょう。

運転技術があるだけではなく、相手のニーズを上手に引き出すことのできる高いコミュニケーション能力がある人は活躍しやすいと考えられます。