女性の作詞家

女性は作詞家に向いているか

現在活躍している作詞家は男性の方が多いものの、作詞家になるためには性別や年齢はまったく問われません。

女性アイドルグループの作詞を大々的に手がけ、数々のヒットを飛ばしているのはもっぱら中年の男性作詞家であることからも、性別や年齢はまったく作詞には関係しないことが伺えます。

しかし、アーティストにはストイックな芸術家タイプより、個性や売れ線狙いの企画ものがもてはやされる現在。

作詞にもヒットを飛ばすためのノウハウや企画力、マーケティング力が求められる傾向にあります。

その点、主婦や子育て中の女性作詞家より、音楽業界のビジネスに通じた男性作詞家の方が仕事が入って来やすい環境にあることは確かです。

もちろん、キャリアウーマンでバリバリ第一線で仕事をしていたタイプの女性作詞家なら、男性作詞家とも対等に渡り合えることでしょう。

主婦や子育て中の女性作詞家の場合

何曜日の何時から何時まで仕事をしなければならないと決まっているわけではない作詞家の仕事は、一見すると主婦が働きやすい職種に思えるかもしれません。

しかし、根を詰めて仕事をするべき時間が突如発生するのが作詞家という仕事。

締め切り前の急な修正や、プロデューサーのスケジュールによる打ち合わせ日時の変更などに対応できるフットワークの軽い人材の方が、仕事を依頼する側にとっても使いやすいものです。

作詞の実力やノウハウは男性と対等だとしても、その点ではどうしても主婦作詞家にとって不利になってしまいます。

女性ならではの作詞とは

よく見受けられるのが、特定の大人の女性シンガーとタッグを組む同年代の女性作詞家です。

このシンガーが歌詞も書ければ理想的なのでしょうが、文章を書くのが苦手だったり、より完成度の高い歌詞を求める場合にプロの作詞家に依頼するケースが多いようです。

シンガーと作詞家が密接な関係にあり、互いに信頼・尊敬を寄せ合うことで、シンガーの思いをそのまま代弁するかのような素晴らしい歌詞ができ上がるというわけです。

また、より繊細な表現が求められる演歌や、子どもに響く童謡、アニメのテーマソングなどは比較的女性の活躍が多いジャンルであるといえます。