作曲家の仕事内容

作曲家の活動の場は広い

作曲家とは音楽を作曲し、曲をアーティストやクライアント(依頼主)に提供することを生業にしている人です。作曲家が関わる仕事は多岐に渡ります。

ヒット曲業界、映画音楽やゲームミュージックにCM業界、クラシック、合唱団やブラスバンドからの依頼、時には社歌や市町村の歌…など、音楽が必要とされる所には、作曲家のニーズがあるのです。ある意味、日本中どこを見ても作曲家の働き場所はあるのです。

作曲家は大きく2つのタイプに分かれます。プロダクションなどの事務所に所属するタイプと、フリーランスで活躍するタイプです。

1.プロダクションに所属して活動する

芸能プロダクションや音楽事務所に契約して活動している作曲家は、事務所からのオーダー(依頼)で仕事をします。事務所に所属するアーティスの曲を作曲したり、CMなどを制作したりします。

基本的には実力主義ですが、事務所が取ってきてくれる仕事が主になるのでフリーランスと比較すると、仕事の供給量は安定しています。

契約の仕方によっては、固定給の場合もあれば、出来高制の支払いの場合もあります。

野球選手のように、基本給はいくら、後は出来高や印税でフォローといった方式もあります。

2.フリーランスとして活動する

フリーランスで仕事ができるということは、実力がかなりあるということです。また、仕事を発注してくれる会社や仲間とのつながりがあるということです。

ですから、以前プロダクションで作曲家やアーティストとして活躍していた方やネット動画などでアクセス数を稼いで認められた人たちが多いのです。

クラシックの世界では、大きなコンクールでの優勝でその実力を認められて、フリーランスの世界に入っていく人も多いです。

実力・実績・人脈という三つの「J」がなければ、フリーランスを目指すべきではありません。

作曲の流れ

作曲は、それぞれの作家によって進め方など千差万別です。しかし、プロフェッショナルの場合、オーダーを受けてから依頼内容を100%こなすべく作曲するというスタンス(姿勢)は皆同じです。

たとえば、アイドル用の楽曲の場合、まず、アイドルの所属するレコード会社やプロダクションのディレクターやプロデューサーから作曲の依頼を受けます。イメージや方向性を綿密に打ち合わせしてから、作曲に入ります。

最近は、コンペといって、一人のアイドルのために何百曲も楽曲を集めることがあり、その場合、自分の曲が選ばれる可能性も何百分の1となってしまいます。

近年、パソコン内で作曲が出来るソフトのクオリティも上がり、ほとんどの作曲家がパソコンで作曲しています。

クラシック系の作曲の場合、楽譜ですべてが完結するのですが、実際の完成曲のイメージを伝えるために、作曲家自らがパソコンに打ち込んで音にする場合も多いのです。