作曲と作詞の関係

作曲と作詞の深い関係

Jポップなど歌の作曲では、作曲家は作詞のことも考えなければなりません。自分で作詞をしてしまう作曲家もいますが、多くは、作詞家に歌詞を書いてもらいます。
作詞家の仕事

ニワトリが先か、卵が先か? と、同じように「作詞が先か、作曲が先か?」で曲作りの進め方はガラッと変わりますが、最近のヒット曲業界は、圧倒的に「作曲が先」が多いのです。

「作曲が先」をメロ先と呼ぶ

作曲家が歌詞のないメロディーだけのデモテープを作り、それに作詞家が歌詞を乗せる方式を、メロ先(めろせん)あるいは曲先(きょくせん)と呼びます。

この後、メロディーにどんな言葉が乗るのか想像も付かないので、作曲家はメロディーとサウンドだけに集中してデモテープを作るのです。

この場合、作詞家の力量が問われます。メロディーのリズムや高低に合わせて、アクセントなどの違和感がないように、言葉をメロディーにはめ込まなければならないからです。

「作詞が先」を詞先と呼ぶ

歌詞家が先に歌詞を作り、それに作曲家がメロディーを乗せる方式を、詞先(しせん)と呼びます。

この場合、作曲家は言葉が違和感なく聞き手に届くようなメロディーを考えなければなりません。言葉の句切り、アクセント、ニュアンスなどに気をつけながら、美しく自然なメロディーを作るのです。

しかも、歌詞の意味やテーマ、メッセージも読み取って、メロディーの世界感や雰囲気をそれに合わせなければなりません。

まさに、熟練のテクニックと感性が必要な作曲法です。

作曲家は言葉にも敏感になろう

「歌もの」(歌詞のついたメロディー)の作曲家を目指すなら、音の勉強は当然ですが、言葉の勉強も必要です。

文法や発音や表現方法には、学べば学ぶほど深い世界があるのです。言葉はあなどれません。いろんな書物を読むのも大切です。