左官への転職

厳しい上下関係を覚悟

左官に限らず職人と呼ばれる職種は上下関係が他の職業と比べ物にならないほどしっかりしています。

年功序列は存在せず、豊富な経験と確かな技術がある職人だけが認められていく世界です。

転職を考えている人は、まずこの事実を受け止めましょう。自分より年下の人間が兄弟子、あるいは親方である時、不遜な態度を取るようではこの業界ではやっていけません。

また、どれほど前職でキャリアを積んだ人でも転職したからにはゼロから始める気持ちを持ちましょう。

決意するなら若いうちがよい

左官は年齢や経験、学歴を不問とする場合がほとんどです。しかし、身体を酷使する職種である以上、健康な心身の持ち主でなければ務まりません。

また、高度な技術を要する職業でもあるため、一人前になるまでに長い期間がかかります。

そのような理由から受け入れる年齢の上限を定めている会社もあることを知っておきましょう。

状況にもよりますが、転職の決断はなるべく早い方がよいといえます。

雇用条件はよく確認を

左官業を営む会社は規模、地域、扱う作業などによってその経営状態はまちまちです。

中には従業員を正規で雇わず必要に応じてアルバイトを募りながら維持しているような小さな会社もあります。

正社員になることを希望してそのような会社に就職しても自身の満足できる雇用形態をとってもらえないかもしれません。

左官に限ったことではありませんが、雇用の条件は求人情報、面接時によく確認しておくべきでしょう。

前職と比べ賃金が大幅に下がることが予想されますので、それを理解した上で自身のライフスタイルを加味し、就職活動を始めるべきであるといえます。

転勤がある場合も

左官業は意外と転勤がある職種でもあります。大規模な建設現場が地方にある場合、全国の職人が召集されるのです。

たとえば被災地では現在、復興工事のために多くの職人の手を必要としていますが地元だけではその数を賄うことができません。

また、2020年開催予定の東京オリンピックに向けて多くの建設工事をひかえているため逆に地方から職人を集めることになるでしょう。

こういった要請がることも理解しておくと会社にとって有益な人材になれるはずです。