裁判所事務官の給与・年収

裁判所事務官の給料

裁判所事務官に採用されてはじめての年にもらえる給料、つまり初任給は、平成24年4月1日時点で、以下のようになっています。

総合職試験(院卒者試験)  240,248円
総合職試験(大卒程度試験) 213,816円
一般職試験(大卒程度試験) 203,196円
一般職試験(高卒者試験)  165,318円

採用試験のレベルは総合職試験が一般職試験よりも難しく、専門知識も多く求められます。
また、初任給は勤務地によって多少変わります。上の金額は東京都23区内で勤務する場合のものです。

初年度の年収は、だいたい270万〜390万くらいとなるでしょう。公務員であるため、年齢とともに年収は徐々に上がっていきます。

裁判所事務官の各種手当

毎月支給される金額は、この給料に加えて通勤手当(電車の定期代など)、住居手当(家賃などへの補助)を加えた金額になります。もし残業した場合は超過勤務手当として追加されます。

これに加えて、普通の会社でいうところのボーナスに似たものとして、期末・勤勉手当が1年間に月額給与の約3.95か月分、支給されます。(平成24年時点)

・期末・勤勉手当:1年間に俸給月額などの3.95か月分
・通勤手当:6か月定期券の価額等(1か月あたり最高55,000円)
・住居手当:最高27,000円
・扶養手当:配偶者13,000円等
・超過勤務手当等

勤務時間

原則として勤務は1日8時間、土日と祝日などの休日は休みとなっています。ですが、実際には勤務時間は勤務する裁判所によって異なりますし、どの部門に勤務するかによっても変わります。

裁判の件数が多い所では、事務作業が終わらずに残業になることもあります。また、裁判所では、夜間でも逮捕令状の発行などを受け付けているため、当直勤務をすることもあります。ですが、その場合はちゃんと給料に手当として追加で支払われます。

休日

基本的に土日休みの週休二日制となります。有給休暇は年間20日の取得することが可能です。

そのほかに夏季休暇3日,結婚休暇5日、産前休暇,産後休暇、子の看護休暇、ボランティア休暇、忌引等、病気休暇、介護休暇、育児休業など、公務員ということもあり、休暇は充実しています。

近年、裁判所ではワーク・ライフ・バランスを推進しているため、育児に関する制度(子の看護休暇、育児短時間勤務など)が利用しやすくなっているようです。

福利厚生など

共済組合制度が設けられており、職員とその家族の生活の安定と福祉の向上を図るために、医療保険及び年金制度が用意されています。

全国の主要都市にある、国家公務員共済組合連合会の直営病院を利用することができます。また、国家公務員共済組合連合会という全国規模の組合制度があり、そこが運営する各地の宿泊所を割引き料金で利用することもできます。

仕事体験談