作業療法士の新人時代に大変だったこと (体験談)

私の新人時代

新人の頃を振り返ってみると、先輩の後を必死についていきながら、患者さんやご家族と接していました。今考えると、勉強させてもらったことの方が多いと思います。

どんな子どものリハビリをしているか

私は大学病院のリハビリ科で小児のリハビリを担当しています。

作業療法の対象となるのは、主に脳疾患や怪我などの後遺症で身体に障害があったり、発達に障害のあるお子さんです。

大学病院ですので、他科で大きな手術を受けその後のリハビリとして作業療法を受ける子もいます。

子どもの気持ちにあわせる

リハビリ室にはいろいろなおもちゃがあり、できるだけ子どもが入りやすい雰囲気にしています。

しかし、病院の中ということもあり、初めて部屋に入ってくるときには、多かれ少なかれ、どの子も身体や表情が固くなります。

私が話しかけても表情がほぐれない子が先輩が接するとゆるめることがよくありました。

また、いつもニコニコしながらやってくるお子さんが、リハビリを始めると急に泣いてしまってまったくできないこともありました。後から話をきくと、どうしてもイヤな検査が後に控えていたそうです。

看護師さんやご家族からその日の様子を聞きながら始めることはとても大切なことだと身に染みました。

ご家族との関係

最初の頃はご家族、とくにお母さんとの関係が苦手でした。リハビリはご家族も一緒に行います。お母さん方は子どもに対してとても一生懸命です。質問も真剣です。

真剣なあまり、作業療法士に対して言葉を強くすることもあります。そうしたときは正直にいうと落ちこみました。

わからなければ調べたり、先輩に聞いたりしてお母さんの質問にできるだけ答えられるよう心がけました。また、ご家庭の様子を聞いてリハビリに活かせることができるよう努めました。

ご家族との信頼関係を結ぶことは、リハビリを進めていくことでとても重要なことだと考えています。

仕事体験談