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仕事体験談

軽い気持ちで精神科に来ると思わぬ苦労も

回答者 : さっちさん(女性/29歳)

職業名 : 作業療法士現在の状態 : 現役経験年数 : 6年

仕事内容
精神病院の中に入院している患者さんの余暇を充実させる役割を担っています。余暇を充実させるというのは、心身的な健康を守っていくことにつながり、充実した入院生活を送れるようにしていくということです。入院をすることで、心身機能が弱まってしまうということもあり、社会的入院という問題もあります。作業療法士がそのようなことに介入し、患者さんがどんどん地域に進出していけるようにサポートしていく仕事です。
仕事のやりがい
つらいことも多いけど、その分、やりがいもあります。たまに遠足なんかで遠出することもあります。患者さんに楽しんでもらうことが一番ですが、そのためには自分も楽しまないといけないです。
レクなんかをやっている時も、楽しくするというのが前提条件になっているので、仕事をしていると自然とテンションも上がっていきます。自分の気持ちのコントロールがうまくできるようになるのも嬉しいことです。
患者さんからお話を聴けるのもやりがいのひとつですね。寄り添うことができる、人の話を聴くのが好きな人にはやりがいのある仕事になるでしょう。
覚悟しておいた方がいいこと
精神病院ではさまざまな症状の患者さんがいます。一見なんで入院しているのかわからない人もいます。ですが、重度の人も当然います。精神疾患を抱えている人の症状の大きな変化が、働いているスタッフの大きなストレスになってしまうこともあります。偏見を持たないように強い心で、対応できないと仕事を続けることが少し難しくなってしまうこともあるでしょう。
入院施設によって大きく対応や特徴が異なる時もあるので、転職をした時なんかも注意が必要です。
給料・待遇
作業療法士としては、平均的な待遇になることが多いです。夜勤や変則的な勤務形態がない場合が多いかもしれません。ゆったりと働くことはできるでしょう。
ですが、仕事量が多くなって、残業や早めに職場に行って、仕事をすることが出てくる可能性もあります。病院の中で作業療法士の数が少ないと、責任や仕事の量は大きくなっていく傾向があります。
この職業を目指す人へのメッセージ
精神科の作業療法士は決して楽ではありません。レクをやって楽しそう、どこかに言って楽しそうと思うこともあるかもしれません。確かに楽しいのですが、注意することなんかは山ほどあります。楽しそうというだけで精神科に来ると思わぬ苦労としてしまいます。

逆に、精神科に大きな興味があったり、作業療法士として責務を果たしていきたいなんていう大きな目標があれば、充実した時間を送ることができる場合もあります。ちなみに身体的な疾患の知識も必要になるので、勉強しておいた方が良いです。

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