仕事体験談 人の変化や成長を見ていける職業 回答者 : クッシーさん(男性/27歳) 職業名 : 作業療法士現在の状態 : 現役経験年数 : 5年 仕事内容 高齢者福祉施設で働いていて、利用者の方とも、スタッフの人とも仲良く仕事ができています。病院とは違っていつもリハビリをしているわけではありません。利用者の方と一緒にレクリエーションをやったりして過ごしていることが多いです。定期的に健康診断のような、身体機能の評価をしていって、身体機能を維持する、あるいは上げていくための訓練をすることもあります。 仕事のやりがい 顔なじみの利用者の人が、元気な姿でレクなどに参加をしてくれるとやっぱり嬉しいものがありますね。身体的な訓練をしている時に、悩みを一緒に話してくれるときなんかもあり、作業療法士として、支えになることができているなと実感する時も、大きなやりがいを感じていく時です。 覚悟しておいた方がいいこと いつも良い思いができるわけではありません。高齢者福祉施設でも、いろいろな症状の人がいます。時には暴言を浴びせられてしまうこともあるでしょう。これは知っておいた方が良いです。良い思いばかりではありませんが、心を開いてくれない人が、少しずつ心を開いてくれるようになると非常にうれしいものです。 時に夜勤を体験する事もあるかもしれません。夜勤はなれないうちは体力を使ってしまうので、自分の体調管理をしっかりするというクセを付けておかないと厳しいこともあるでしょう。 給料・待遇 どんな学校を出てきたかはあまり影響がない場合が多いです。ただ、どうしても医療機関に比べると給料は少なくなってしまうことも多いでしょう。少ない中でどれだけやりがいを見つけることができるかが大切なことになってきます。 この職業を目指す人へのメッセージ 人の変化や成長を見ていける職業というのは非常に大きなやりがいがあります。作業療法士もそんな職業のうちの一つです。福祉施設で働く作業療法士は増えてきてはいますが、まだ十分な役割があるとは言えません。この領域はまだまだ可能性がある領域です。一歩踏み込んでみて作業療法士として何ができるかということに挑戦してみてください。 次の記事へ
時に夜勤を体験する事もあるかもしれません。夜勤はなれないうちは体力を使ってしまうので、自分の体調管理をしっかりするというクセを付けておかないと厳しいこともあるでしょう。