発達障害の作業療法

発達障害の作業療法とは

発達障害の作業療法は、主に自閉症や脳性まひ、知的障害、軽度発達障害などの患者さんが対象になります。

患者さんの多くは子どもです。治療を受けるきっかけの多くは、言葉や動作の遅れが検診などで指摘されたりご家族が気づいたり、他の子どもとうまく遊べないことを保育園や学校で指摘されるといった場合があります。

まず検査をして、医師が必要と判断した場合に作業療法を受けることになります。

その子の年齢で正常とされる発達レベルと比べながら、行動の分析をします。そして、その子の発達の状態に応じて、遊びを中心としたさまざまな作業活動を行います。

発達障害の作業療法では、患者さんが家族や学校、地域社会で生活をしていくための支援を行います。

発達障害の作業療法の内容

患者さんの発達状態に応じて、具体的な作業活動をしていきます。

たとえば、手の動作に支障がある子どもには、手で握ったり、持ち上げたりするオモチャを使って、遊びを通じて動作をスムーズにしたり、腕や手の力を強くしたりします。

または、スプーンを使ってご飯を食べたりフタをあけるといった生活をするために必要な動作の練習をします。

多動や学習障害など軽度発達障害の場合は、検査を通じて子どもの様子を分析したり、普段の生活の様子を家族から聞くなどして、具体的な作業活動を考えます。

たとえば、身体を動かす遊びをしたり、机に向かって文字を書く練習などを行います。

また、患者さんが生活しやすいように、身体の動きを考慮し、食べやすくなる食器や上半身の姿勢を保てるような椅子などの装具を作ることも作業療法士の仕事です。

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