漁師の仕事内容

海や川で魚を獲る仕事

漁師の仕事は、川や海に出て漁をし、魚や貝類を獲ることです。

具体的な仕事は、まずは出港することから始まります。安全に漁ができるかどうかはその日の雨や風の状態によるので、天気予報を確認して安全性が確保できると判断した上で、出港することになります。

船を操縦して漁場に着いたら、仕掛けを作ります。魚が好むような餌をつけたり、網を水面におとしたりして、魚を獲るために綿密な準備をするのです。

準備ができたら、いよいよ漁のスタートです。沿岸漁業であれば、およそ数時間〜半日にわたって魚を獲り続けます。どのタイミングで漁をやめるかは個人の判断にゆだねられているため、基本的にはそれぞれに「これぐらいの量を獲ったらやめる」という基準を持っているそうです。

帰港したら、水揚げした魚の選別をし、出荷準備ができたらその日の業務は終了です。

魚を「育てる」仕事もある

漁師によっては、川や海に出て行って天然の魚を獲ってくるのではなく、生簀で魚を育てて獲る「養殖業」を中心にしている場合もあります。

養殖業の場合は、餌をやったり生簀の掃除をしたりして、魚がしっかり育つよう世話をするのが仕事になります。海の一区間を区切って生簀を設置して行うこともありますし、室内の施設を使って行うこともあります。

近年では、科学技術の発達とともに、養殖できる魚の種類も増えてきました。21世紀に入ってからは、ウナギやクロマグロのように「養殖は不可能」とされていた魚の養殖が成功するようになったのです。

市場ではまだ「天然もの」を高く評価する傾向にはありますが、今後は養殖の仕事に力を入れる漁師も増えてくるのではないかと考えられています。