料理研究家の生活

仕事とプライベートの線引きの難しさ

料理研究家として働いている人の多くが、仕事とプライベートを線引きすることの難しさを感じています。

料理研究家の主な仕事として「新しいレシピを考える」ということがあります。

これは仕事の時間だけではなく、自宅で朝ごはんを食べているときや友達とランチをしているとき、家族のために夕食を作っているときなど、私生活のなかで急にアイディアが浮かぶことも多いのです。

良いアイディアが浮かばないときは休日でも一日中考え事をしていることもあるので、とにかく料理のことをずっと考えている生活になることは覚悟したほうがよいでしょう。

おいしいものを求める毎日

料理研究家の勉強のためには、とにかくたくさんおいしいものを食べることが大切です。

他の料理研究家がテレビの料理番組や雑誌の料理コーナーで紹介していた料理を作って食べてみることもありますし、老舗の料亭や新しくできたレストラン、地方にある絶品料理の店など、有名な飲食店にはどんどん出かけて行ってその味を確かめるようにしています。

おいしい料理を作るためには、舌が肥えていることや、食材を扱うためのたくさんの知恵やアイディアを持っていることが何よりの武器になります。

ただし、このような仕事をしているとどうしても食事の機会が増えるので、普段の生活のなかで体重や体調をしっかり管理する能力も大切なのです。

多忙な時期は残業も多い

料理研究家というと優雅なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、レシピがなかなか浮かばないときには朝から晩までキッチンにこもって試作することもありますし、料理の撮影の前には夜を徹して用意することもあります。

テレビ番組や雑誌の場合は、一度の撮影でいくつもの料理を作って撮影しなければいけないのが普通です。

限られた時間のなかで効率よく進めるために、前日のうちに買い物をして下ごしらえをすべて終わらせておいたり、使用する食器やランチョンマットを選んでおいたり…という準備もつきものです。

また、レシピを作る際には、手順がわかりやすく伝わるように、何度も何度も文章を書き直しながら料理を試作することもあります。

料理研究家の場合、自宅のキッチンを使って仕事をしている人も多いので、残業がしやすい環境にあるということから、ついつい長時間労働になってしまうという人もいるようです。