料理研究家のアシスタント、助手として働く

アシスタント経験は大きな糧に

料理研究家として活躍するためには、おいしい料理を作り出すためのさまざまな知識や技術を持っていることが大切です。

食材の選び方から下ごしらえの仕方、料理の段取りや火加減や極意、盛り付けやテーブルコーディネートの方法など、身につけるべきことは山のようにあります。

また、料理研究家どうしのネットワークやマスメディアの関係者との人脈などを持っていることも大切です。

そのために、まずは自分が尊敬できる料理研究家を見つけて、アシスタントや助手として働きながら勉強をして一人前をめざすという選択をする人も多いようです。

有名な料理研究家であれば、何人ものアシスタントがついていることは珍しくありません。

アシスタントになるために求人が出るのを何年も待ったり、競争率の高い試験を受けたりすることもあります。

アシスタントの仕事内容

それでは、料理研究家のアシスタントは、どのような仕事をするのでしょうか。

まず、新入りのアシスタントに任されるのは、買い出しです。

レシピを考案するためにさまざまな料理を試作するときには大量の食材を使うので、米から野菜、肉、果物、調味料など、指示された通りにあらゆる食材を買い集めます。

ときにはスーパーまで何往復もすることもありますし、肉屋や魚屋などいくつもの商店をはしごすることもあります。

また、下ごしらえや片付けの手伝いをすることも多いようです。野菜の皮をむいたり、切ったり、洗ったり、簡単に火を通しておいたり、調理器具を洗ったり…という作業です。

実力がついて信頼されるようになったら、焼いたり煮込んだり…という調理そのものの作業にも携われるようになりますが、このような肝心な作業を任されるまでに何年もかかることも珍しくありません。

アシスタントの待遇

料理研究家のアシスタントは、師匠となる料理研究家に雇用されるスタイルになります。

正社員になるのは難しく、アルバイトやパート扱いで時給800円から1500円ほどで仕事をすることも珍しくありません。

アシスタント歴が長くなれば時給が上がることもありますが、それほど高給にはならないのが一般的です。

給料が少なくても、仕事中にお昼ご飯や夕飯を作って食べることができたり、試作した料理や余った食材を持ち帰らせてもらえたりすることが多いのが料理研究家のアシスタントのよいところです。

食べるものには困らず、おいしいものが食べられる生活ができるでしょう。