労働基準監督官のやりがい

困っている労働者を助けることができる

経営状態が悪化したり、労働関連法令を遵守していない企業においては、

「法律で定められた最低賃金よりも低い給料で長時間働かされている」
「不当な解雇要求をされた」
「設備等の安全対策が十分行われていない現場で働いている」

など、過酷な労働環境を強いられている労働者は多く存在しています。

また、

「長時間残業の後に過労死してしまった」
「工事現場で足場が崩れてしまった」
「化学工場が爆発した」

など不幸にも労働災害にあわれてしまうということもあります。

労働問題は人々の生命や生活に直接影響を及ぼすため、安心で安全な職場で働くということは、労働者とその家族が安定した生活を送る上で欠かせません。

労働基準監督官は、事業主に労働関連法令を遵守させることによって、労働災害を未然に防ぐことができます。

また、労働災害にあって苦しんでいる労働者を助けることができるので、社会的意義が大きく、大変やりがいのある仕事といえます。

若手であっても業務を任せてもらえる

労働基準監督官は、労働基準監督官採用試験に合格し、採用されると労働大学校などの専門機関で、プロの労働基準監督官として業務を行えるように多くの研修を受けます。

多くの知識を身に着けて配属された後は、若手であっても重要な仕事を任されて、多くの経験を積むことができます。

案件によっては経験や専門知識などを必要とされることが多く、そのような場合には上司や先輩などのサポートを受けることができるため、安心して業務に取り組むことができるでしょう。

キャリアアップの道が開かれている

労働基準監督官は、事務処理をメインとした公務員とは異なり、現場に出かけ、さまざまな人々と関わりながら労働問題に関するプロとしての経験を積むことができます。

それらの幅広い経験を積むことで努力次第では、都道府県労働局長、労働基準監督署長といった労働基準行政機関の幹部に昇進することができます。

幹部に昇進することで、労働社会に、より大きな影響のある業務を担うこともできるでしょう。