労働基準監督官の志望動機、面接

労働基準監督官採用試験では面接も重要

労働基準監督官は、労働基準監督官採用試験の合格者の中から採用されます。

労働基準監督官採用試験は、1次試験に筆記試験、2次試験に面接試験があります。従来の試験合格者の割合をみると、1次試験の半数が2次試験では不合格となっています。

このことからも、労働基準監督官採用試験においては、人物を重要視しているといえ、十分な準備をする必要があります。

1次試験が終わってから面接対策を行っていたのでは遅かったという声も多く、できるだけ早くから面接対策を行うほうがよいでしょう。

労働試験監督官採用試験の面接の流れ

これまでの労働基準監督採用試験では、以下のような流れで面接が進められています。

労働基準監督官の1次試験に合格すると合格通知ともに「面接者カード」が送られてきます。

面接者カードは、一般企業の就職活動で活用されるような「エントリーシート」にあたり、学生時代の印象的な出来事や志望動機などを項目に沿って記入します。

面接は、面接カードにしたがって質問され、約15~20分ほどの間に、複数の面接官からさまざまな観点から労働基準監督官に適している人物かどうかについて評価されます。

面接では志望動機がポイント

一般の就職試験でも同様ですが、最も重視されるのが「志望動機」でしょう。

労働基準監督官の業務をいかに理解しており、どうして自分が労働基準監督官を目指すのかといった「志望動機」を明確にし、説明できるかということが大きなポイントとなります。

安定しているから公務員を目指した、労働法に興味をもった、など労働基準監督官をめざそうと思ったきっかけは人それぞれです。

しかしながら、曖昧で消極的な志望動機では国の重要な任務を任せられる人物として面接官を納得させることは難しいでしょう。

志望動機を明確にするためにも、自己分析と職業分析を徹底して行うことが大切です。

常日頃から新聞やニュースなどを通じてどのような職業観をもっているのか、労働問題を扱う労働基準監督官を目指す理由についてなどしっかりと自分の考えを整理しておきましょう。

1次試験合格者の中には、近くにある労働基準監督署を実際に見学し、現役の監督官から話を聞き、考えを深めるといった活動をする人もいるようです。

また、資格予備校などでは模擬面接などを開催していることがあります。

頭の中で考えたことを実際に面接という形でアウトプットし、客観的に自分の面接の評価を受けることができるため有効な方法の一つでしょう。

厳しい質問にも冷静に対応

面接では、労働基準監督官になりたいという強い思いを伝えることが重要です。

待遇についてたとえば「転勤は大丈夫か」「給料は低いけどいいのか」また「労働基準監督官になれなかった場合はどうするのか」といった答えにくい質問をされることもあるかもしれません。

一般の就職試験同様に、面接官は厳しい質問に対してどのように対応するかといった点もみています。

想定できる質問には、事前に納得感のある答えを用意しておくことで、余裕をもって面接を受けることができるでしょう。

想定していなかった質問をされた場合には、戸惑ってしまうこともあるかもしれませんが、労働基準監督官になりたいという思いを率直に伝えれば大きな問題はないでしょう。