労働基準監督官の就職・採用募集状況

労働基準監督官採用試験とは

労働基準監督官は厚生労働省に属する国家公務員であり、労働基準監督官採用試験に合格した者の中から任官されます。

労働基準監督官採用試験の受験資格としては、受験年度に21歳以上30歳未満の者という年齢制限と、大学卒業(卒業見込み)資格かそれと同等の学力が定められています。

採用試験は、労働基準監督官A(法文系)、労働基準監督官B(理工系)の区分に分けられ、それぞれ法律分野と理工学分野の専門試験が課されます

労働基準監督官採用試験のスケジュール

・2月上旬:申込書交付
・4月上旬:インターネット申込受付
・6月中旬:第1次試験(筆記試験)
・7月下旬:第2次試験(人物試験)
・8月下旬:最終合格者発表
・10月1日以降:採用内定
・原則翌年4月1日:採用

労働基準監督官採用試験の合格者状況

女性の社会進出が増え、また国としても女性の国家公務員の採用、登用を拡大するという計画もあることからか、労働基準監督官採用試験においても女性の合格者の割合は増加しています。

詳しい合格状況につきましては下記をご覧ください。
労働基準監督官採用試験の難易度・合格率

労働基準監督官の採用人数

<平成24年度>
労働基準監督A(法文系):約36名
労働基準監督B(理工系):約10名
採用予定者数合計:約46名

<平成25年度>
労働基準監督A(法文系):約125名
労働基準監督B(理工系):約55名
採用予定者数合計:約180名

<平成26年度(予定)>
労働基準監督A(法文系):約160名
労働基準監督B(理工系):約40名
採用予定者数合計:約200名

<平成27年度(予定)>
労働基準監督A(法文系):約160名
労働基準監督B(理工系):約40名
採用予定者数合計:約200名

近年の経済不況の影響もあり、過重労働や未払い賃金の問題など多くの労働問題が発生しており、あらゆる事業所を監督、指導するためには労働基準監督官の人員が不足しているといった問題があげられていました。

そうした状況を背景として、平成24年度から26年度では、労働基準監督官の採用人数が大幅に拡大されています。

平成27年度については前年度と同数となっていますが、今後の採用人数については、公務員の人数を削減しようという流れもあるため、不透明な状況といえるでしょう。