労働基準監督官の魅力

社会的意義が大きく、やりがいある仕事

社会で働くほとんどの人が、自分のためまたは家族のために安定した生活を送ることができるように、また自分の能力を活かしより良い環境の中で働きたいと考えるでしょう。

しかしながら現実には、経営上やさまざまな事情から、法律で定められた労働者の権利を与えることなく、最低賃金以下の給料で雇用していたり、安全点検を行っていない工場などを運営している事業主も多く存在しています。

そういった中、労働基準監督官は労働関連法令で認められた労働者の権利を守るため、労働者と事業主との間に入り、適切な労働環境で安心、安全に働くことができるように問題解決に取り組むという社会的意義のある仕事です。

また司法警察員としての強力な権限をもつことからも、労働社会にとって非常に大きな役割を担う資格であり、苦しんでいる労働者を助けることができるなどやりがいを感じる場面も多いでしょう。

労働関連の法律分野のエキスパート

労働基準監督官は、労働関連法令を扱う専門職です。採用後の研修制度も充実しており、高度な知識の習得を行うことができます。

また、公務員で想像されるような窓口での事務処理業務にとどまるのではなく、現場に行き、多くの人に出会い、経験するなど、若手であっても重要な業務を任され、労働問題のプロとして活躍できる仕事です。

幹部への昇進も可能

労働基準監督官として幅広い経験を積み重ね、努力次第によっては、「都道府県労働局長」や「労働基準監督署長」といった労働基準行政機関の幹部に昇進することができる道が開かれています。

将来社会保険労務士として活躍することも

労働基準監督官であっても社会保険労務士になるためには、社会保険労務士試験に合格する必要がありますが、「労働基準法」及び「労働安全衛生法」の科目が申請により免除になります。

社会保険労務士の仕事

労働基準監督官は国家公務員であり、待遇面など恵まれている資格ですが、将来社会保険労務士として独立したいという場合に、労働基準監督官としての経験は大変役に立つでしょう。