ローディーへの転職、未経験採用

学歴や職歴を重視しない音楽業界

音楽業界は若者から根強い人気のある業界です。

好きなアーティストやミュージシャンのサポートをする仕事に憧れて「ローディーに転職をしたい」と考える人もいるのではないでしょうか。

ここでは、ローディーへの転職をどのように実現すればよいか説明します。

まず、音楽業界全般にいえることとして、採用活動において学歴や職歴はあまり重視しないことが多いようです。

音楽に対する知識や技術、熱意や人間性などを見ているので、「高卒だからダメ」「正社員としての勤務経験がないからダメ」というように門前払いをすることはあまりありません。

特定の資格がなければ働けないということもないので、音楽に関する基本的な知識や技術に加えて自動車運転免許さえ所持していればそれ以外の資格は不問というケースも珍しくありません。

未経験者歓迎の企業も多いので、ローディーへの転職をめざす人は、学歴や職歴、資格の有無などは気にせずにどんどん挑戦すべきといえるでしょう。

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未経験からのステップアップ

全くの未経験者が転職でローディーとして採用された場合、最初は見習いとしてアルバイトからスタートすることもあります。

荷物の積み込み方のレクチャーから始まり、楽器のメンテナンスやチューニングの方法、ステージのセッティングの手順などをゼロから学ぶことになります。

新人はまずワゴン車の運転業務からスタートするという企業もあるようです。

未経験者が一人前のローディーになるまでには、半年から数年はかかるのが一般的です。

ただし、ローディーとしての仕事は未経験であっても、ミュージシャンとして自分自身が長年ステージに立っていた人や音響のプロであるPAエンジニアをやっていた人の場合は、状況が異なります。

PAエンジニアの仕事

楽器や機材の扱い方、リハーサルや本番のステージ上での動き方、アーティストへの気の配り方など基本的なことを身につけているので、今までに積み上げてきた経験を生かして短期間で一人前のローディーになれることがあります。