理容専門学校の昼間制と通信制の違い

在学期間の違い

通常、理容専門学校の昼間制は「2年制」が基本となっていますが、通信制の場合は「3年制」がほとんどです。

通信制を利用する多くの生徒は、すでに理容室のスタッフとして活躍している人たちです。

日中に仕事をしているため、昼間制の学校に通うことが難しいという人でも、通信制であれば帰宅後の時間や休日を使って勉強に励むことができます。

どちらも国家試験への合格を目指す

通信制で勉強することの多くな目的は、もちろん昼間制の学校と同様に、国家試験の受験資格取得にあります。

理容師は国家資格を前提とした職業であり、国家試験を受験するには専門学校で知識を身につけることと、実技・実習(入店による実地経験)を積むことの双方が不可欠です。

昼間制に通う学生は、在学中に集中した勉強時間をとれますから、おおむね2年間で国家試験対策に必要な勉強科目をマスターすることができます。

一方、通信制の学生は、理容室で働きながら勉強するという人が大半であることから、多くの学校で3年制のカリキュラムが設定されています。

なお、通信制の場合は、国家試験対策の一環として、一定期間のスクーリング(学校に通うこと)が義務づけられています。

通信制の厳しさ

入店先の仕事をしっかりこなし、さらにスクーリングで国家試験対策の実技を習得し、そのうえで筆記試験に向けた理論などの勉強も行うなど、通信制に通う学生の場合、昼間制の学生以上にハードな日々を送ることになるでしょう。

国家試験合格に向けて、より強い意志と計画性が求められるといえるでしょう。

また、昼間制に通う学生であれば、毎日講師や指導担当の先生に会うことができますが、通信制の学生にはそうした日常はありませんので、スクーリングの時期を有効に使って実技の習得や個人的な課題克服のための相談、あるいは進路に対する相談など、密度の濃い日々を送る必要があります。