理容師の苦労、大変さ (体験談)

技術を身につけなければならない

理容師にはやりがいも魅力もたくさんありますが、その裏返しのように、苦労もたくさんあります。たとえば昔から“手に職をつける”と言うように、技術を身につけさえすれば、理容師もまたそれ一つで食べていける職業です。

しかし、そんなに簡単に一定以上の技術が身につくわけではありません。それなりの努力や苦労を重ね、3年5年という単位で技術を修練させていかなければなりません。

技術職ですから、先輩であれ後輩であれ、いずれは競争相手になります。いい意味でのライバルという関係以上に、緊張した間柄になることも想定できます。

新人時代の苦労

そして何よりも苦労を強いられるのは、新人時代ではないかと思います。この道を選択した高校生のみなさんにとっては、すぐ目の前にやってくる環境です。

専門学校に通い、実習生として理容室でアシスタントの役割をこなし、学校とお店の両方から出される課題の山をクリアしなければならない日々がつづきます。

夢はたくさんありますが、物理的な面でいえば、薄給で遊ぶ時間もほとんどありません。

受験資格を獲得し、理容師としての国家資格を取得するまでは、少なくても半人前でしかないのです。昇給したり遊び時間ができたりといった日常が訪れることはないと思っておいたほうが良いで
しょう。

苦労を楽しむ

しかしそうした“駆け出しの時代”というのは、どんな職業に就いてもあるものです。若いうちの3年や5年はあっという間に過ぎますし、そうした苦労が後々のバネになり、あなたを大成へと導く源泉になります。

乗り越えた人には、より大きな山がやってきますが、乗り越えない人に、次の山が見えることはありません。苦労を楽しみながら夢をつかみ取りましょう。