理容専門学校で勉強すること

理容師の専門学校はたくさんあり、その大半が「2年制」となっています。

各校でカリキュラムの立て方は異なりますが、「理論」と「実習」に大別されます。ここでは、学校で学ぶことのおおまかな内容を紹介していきましょう。

1年次

1年次は、理論・実習ともに「基礎」になることを学習します。

たとえば理論であれば「色彩概論」といったように、理容師として必須の理論テーマを掲げ、その大枠や総論を学んでいきます。

実習においては、ヘアカット、シャンプー、メイクアップ、シェービング、フェイシャル、トリートメント、ワインディング、ネイルケアなど、理容師として最低限身につけるべき技術をひと通り学習していきます。

とくに実習については、生徒によって得意不得意による成長スピードのずれが出てきますが、できるだけ苦手分野をなくすべく課題や宿題も多くなります。

濃密な授業をして、生徒の習熟や成長度合いに対して高い目標を掲げる学校ほど、1日のスケジュールが想像以上に忙しくなります。

早い学校では、入学当初から国家試験対策を織り込んだカリキュラムを立てているため、試験対策や進路指導と並行して、国家試験合格を勝ち取るための講義も行われます。

2年次

2年次は、理論・実習ともに、応用・高度テクニックを学びます。

たとえば理論であれば、1年次に学んだ色彩学の応用スケッチ、テキスタイル画やフェイスデッサンなど、細部にまで踏み込んだ学習を行う学校もあります。

実習では、たとえばヘアカットの最新モードなどを特別講師が紹介して、そのテクニックまでを披露するなど、卒業後の進路を見据えた実用的・創造的な内容になります。

そして、2年次からは国家試験対策のカリキュラムが本格化します。卒業後の就職(入店)相談と並行して、将来のビジョンがかなり明確になります。

学校によっては1年次の後半か2年次の前半に海外研修・海外提携校との交流(修学旅行)を実施するところもあります。

このように、理容師学校では約2年間という短い時間で国家試験合格を目指し、さらに就職を見据えた知識と技術を身につけていくことになります。

毎日がめまぐるしく過ぎていくことでしょう。