臨床心理士のボランティア活動

臨床心理士のボランティア活動とは

臨床心理士は、職業の一つとして病院や学校などで働き、お金を得ている人がいる一方、身に付けた専門知識やスキルを生かしてボランティア活動をしている人もいます。

また、臨床心理士の資格を得る前の大学院在学中に、NPO法人などで心理学に関連するボランティア活動を行い、学校で学んだことの理解と応用力を高めていくというケースも目立ちます。

ここでは、臨床心理士がどのようなボランティア活動を行っているのか紹介します。

ボランティア活動の内容

臨床心理士が活躍できるボランティアの領域はさまざまです。

たとえば、学校でいじめにあっていたり、身体に軽い障害があったり、発達が遅れている子どもに対して遊びや勉強の支援を行います。

また、地域住民に対してのカウンセリングを行ったり、ワークショップや子育ての講演会を開くこともあります。

あるいは、小学校や中学校に出かけ、先生と一緒に授業サポートを行うような活動を行っている団体もあります。

また、近年では被災地での心のケアも重要なものとなっています。

被災者は家族を亡くしたり、家を失ってしまったりしたことで心に深い傷を負っている場合が多く、正しく心のケアができる臨床心理士の活躍が期待されています。

海外派遣の需要も高まっている

日本国内のボランティアだけでなく、非営利団体等の海外派遣スタッフとして参加し、途上国の難民や紛争の被害者に対し、臨床心理士の立場で心のケアを行う人もいます。

こういった活動に参加する人は、それまで日本の病院や教育現場で臨床心理士として働いていた経験を持つ人が大半です。

「海外での活動に興味がある」「世界中の困っている人たちを助けたい」「臨床心理士としての幅を広げたい」と参加の目的はさまざまですが、臨床心理士としてのスキルを生かして誰かの役に立ちたいと考える人ばかりです。

こういったボランティア活動に参加することも、臨床心理士としてのキャリアを磨いていくうえでは貴重な経験となるでしょう。