臨床心理士に向いている人、適性

コミュニケーション能力

相手の話すことを正しく理解するのはもちろんですが、悩みを持つクライアントが、最初からすべて本音を語るとは限りません。

言葉の裏にある感情まで察することができる人、またその場の雰囲気に合った会話ができる人は、臨床心理士に向いていると言えます。クライアントが話しやすい環境を作ることも大切な仕事です。

観察力

この仕事では、鈍感な人よりも、敏感な人のほうが向いていると言えます。なぜなら、会話だけではなく、表情や仕草からクライアントの気持ちの変化に気付くこともあるからです。

それを見過ごすのではなく、「ちょっとおかしいな」と気付けるかどうか。それによって、カウンセリングが成功することもあるのです。

精神力

臨床心理士の仕事は、ものすごく精神力を使います。ときには重く難しいケースに遭遇することもありますし、一度や二度のカウンセリングでは解決しないことも多々出てきます。

そんなとき、臨床心理士が先にダウンしてしまってはどうしようもありません。また、ついつい自分の感情が揺れてしまいそうになることもありますが、それをしっかりと抑えて冷静に対応する力も必要となります。

向上心

臨床心理士は、一生勉強し続けなければなりません。専門知識は数年ですべて身に付くものではありませんし、日々新たな研究が進んでいる分野でもあります。

人の心は簡単に答えが出せない面もあるため、そのたびに自分自身で新たに学び、解決していかなければならない機会も出てきます。常に向上していこうという姿勢が何よりも大切になります。