臨床心理士は結婚、子育てしながら続けられる?

どのような職場で働くか

臨床心理士の仕事は、結婚や出産をしてからも続けることが可能です。

しかしながら、臨床心理士の活躍の場はさまざまであるため、どのような職場に勤めるかによって、仕事と家庭の両立がスムーズにできるかどうかも変わってくるといえます。

たとえば臨床心理士がクリニックに勤務した場合を考えてみましょう。

診療時間にあわせて朝9時から17時までの勤務でOKというところもあれば、会社員などを対象にするクリニックの場合、20時や21時ごろまで開いており、勤務終了時刻がだいぶ遅くなることもあります。

また、病院勤務の場合は、まれに当直がある職場も存在します。

このような職場環境では、育児と仕事を両立するのは厳しいかもしれません。

勤務時間外の活動や勉強も

臨床心理士は、報告書の記録や研究論文の執筆、研修への参加など、勤務時間外に活動を行わなければならないこともあります。

ただし非常勤であれば、常勤よりも短い時間で勤務し、スケジュールは融通が利きやすいといった職場も多いようです。

就職先としてはさまざまな可能性がある職業ですから、ある程度自分で選んでいくこともできます。

とはいえ、臨床心理士の就職事情は少々厳しいものとなっており、とくに非常勤となればあまり良い待遇は望めないということも頭に入れておく必要があります。

非常勤の場合、家庭を持つ人や子育て中の人に対する休暇制度なども、あまり充実していない場合があります。

女性の臨床心理士が求められるケースも

臨床心理士になるのに男性と女性どちらが有利といったことはありませんが、女性のクライアントの場合、男性ではなく女性の臨床心理士に相談したいと話す人もいます。

また、女性は物腰の柔らかい人も多いため、よりクライアントに共感しやすいという面もあります。

昔から、臨床心理士を目指すのは女性のほうが多いといわれていますが、専門知識を備えた女性の臨床心理士は、この先も医療、福祉、教育、産業などの各現場で求められるようになっていくでしょう。