放送大学で臨床心理士の資格を取るには

放送大学は第2種指定大学院

放送大学大学院は、「公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会」の「第2種指定大学院」です。

第2種指定大学院では、大学院修了後、1年以上の心理臨床経験(有給臨床実務経験)を経ることで臨床心理士資格審査の受験資格が得られます。

放送大学大学院でも臨床心理学プログラムを修了して上記の実務経験を積めば、臨床心理士認定試験の受験資格を得ることができます。

このプログラム修了のためには「2年以上在学して、必修科目・選択必修科目合計で34単位以上を修得すること」など、いくつかの要件があります。

理論や知識の習得だけでなく、2年次には全国の委託機関にて臨床心理実習を行うなど、実習や演習にも重点を置いたカリキュラムが組まれています。

受験資格や学費について

放送大学大学院は、文部科学省と総務省所管の正規の通信制大学です。

臨床心理学プログラムの入学試験を受けられるのは、大卒(卒業見込み含む)または大卒同等の学力があると認められた人です。

試験は第1次選考(筆記試験)と第2次試験(面接)の二段階で行われます。

基本的には自宅のテレビ(BSデジタル放送やCATVなど)やラジオを利用して自学し、レポートを提出して単位取得を目指します。

自分の生活スタイルに合わせて学べるのが特徴です。

また、授業料は放送授業が1単位あたり11,000円と、一般の大学院よりずっと安く学べるのもメリットといえます(その他に入学検定料や臨床心理実習費が必要となります)。

それだけに人気は高く、入試倍率は13%〜15%程度の倍率を推移しています。
なお、筆記試験問題は放送大学のホームページに掲載されています。

修了生の資格合格率は高め

臨床心理士資格認定試験の合格率は、全国平均よりも本プログラム修了生のほうが例年高く推移しています。

臨床心理士資格認定試験合格率

■2015年度
全国:61.8% 放送大学大学院:75.0%

■2016年度
全国:62.9% 放送大学大学院:73.5%

■2017年度
全国:65.5% 放送大学大学院:75.7%