臨床心理士になるための学校(大学学部、専門学校、大学院)

大学から大学院へ進む

臨床心理士になるためには、一般に大学を卒業後「財団法人 日本臨床心理士資格認定協会」の「指定大学院」や「専門職大学院」に入学しなければなりません。

一部、専門学校卒や短大卒でも受験できる大学院もありますが、ほとんどが大卒の学歴を求めています。

大学の学部や学科は基本的に問われないものの、大学院の入学試験の受験者としては大学で心理学に関する広い知識を有している人を想定されている場合が多く、まったくの無勉強に近い形での合格は難しいといえます。

なお、指定大学院は「1種」と「2種」の2種類の学校があり、とくに1種の場合は大学から内部進学で大学院へと進む人も多くいます。

通信制の大学院もありますが、数は限られています。

大学院の受験対策ができる学校

指定大学院や専門職大学院の入学試験では、心理英語や心理学の基礎に関する問題が出題されるため、それなりの受験勉強が必要になってきます。

大学院受験に向けた学校(スクール)では筆記試験対策のほか、必須となる研究計画書の書き方や面接指導まで行ってくれるところもあります。

大学院受験向けのスクールの学費は10万円程度~40万円程度で設定されているところが多いですが、スクールやコースによっても異なります。

もっと費用を抑えたいという場合には、通信講座を利用するのもよいでしょう。

いずれにせよ、現時点で持っている心理学の知識や勉強スケジュールなどに合う講座を選ぶ必要があります。

指定大学院について

臨床心理士になるための大学院の大半は「指定大学院」といわれるものです。

1種指定校の場合、修了後すぐに臨床心理士の資格試験を受験することができますが、2種指定校では修了後「1年」の実務経験を経ることで資格試験の受験が可能となります。

指定大学院では講義のほか、実習や演習の時間も多数用意されており、現場で生かせる臨床経験を積んでいきます。

資格取得対策ができる学校

指定大学院や専門職大学院を修了したら、今度は臨床心理士の資格に向けた勉強を行わなければなりません。

この筆記試験では幅広く専門的な問題も出されているため、すべて独学で目指すのはなかなか難しいようです。

こちらも通学制の学校以外に通信講座がありますが、通学制の学校では、出題されそうなポイントをわかりやすく教えてもらえたり、試験の情報を素早く入手できるなどのメリットがあります。

臨床心理士資格取得までには時間も費用もかかるものです。講座内容、勉強スケジュール、学費(予算)などを総合的に判断して、無駄のない学校選びをすることが望まれます。