臨床検査技師のつらいこと、大変なこと、苦労

ハードな職場もある

医師や看護師の仕事や勤務体制を見てもわかるように、医療現場で働く仕事は、時間的にも肉体的にもハードになりがちです。

それは臨床検査技師であっても同様で、臨床検査技師として働いている人の一部は「とにかく忙しくて時間がない」といいます。

人の命を扱う病院や、病院から検査を委託される検査センターでは検査の件数も一定というわけではありませんし、ときには緊急で検査が必要となる患者さんも発生します。

残業が月に100時間を超えたり、夜中まで残務に追われるというのは臨床検査技師の世界ではそれほど珍しいものではないようです。

また、医師の求めによってはときに手術室や集中治療室へ入って生理検査を行ったり心電図や脳波測定をしたりということもあります。

それほど多くはありませんが、臨床検査技師が患者さんと接する貴重な機会であるとともに、大変緊張を感じるようです。

普段は目の届きにくい患者さんを間近で意識する瞬間であり、臨床検査技師として人の命を預っている一員なんだとその業務の大変さを感じるといいます。

常に新しい知識や技術を学ぶ必要がある

医学が急速に進歩しているなか、臨床検査の領域でも日に日に最新機器や新しい検査方法が登場しています。臨床検査技師は、常に勉強をして、そうした検査の進化に適応していかなくてはなりません。

各病院や検査センターにおいて、新しく登場した分析機器や手法を取り入れるかどうかの検討も、臨床検査技師が担っています。

臨床検査技師となってからも、ずっと勉強を続けていかなくてはならないことは、仕事の大変な一面だといえるでしょう。

しかし、知識を蓄えてたくさん経験を積んでいけば、さまざまなケースに対応できる能力が身につき、より仕事にやりがいを感じられるようにもなります。

機械相手の仕事にもなりがち

臨床検査技師の仕事は、部署によっては1日中ほとんど機械と向き合って過ごすこともあります。

患者さんと接する機会はまったくないという職場もあるため、人とコミュニケーションがとりたいという人にとっては苦痛に感じてしまうこともあるかもしれません。

臨床検査技師の仕事は、結果的に「患者さんのため」にやるものですが、自分のやっていることがどう役に立っているのか実感しにくい面もあります。