臨床検査技師の臨地実習で学ぶこと

臨地実習とは、病院や保健所等で行う実習のことです。実習期間は学校により異なりますが大体4〜6ヶ月です。

ここでは、ある専門学校の例を挙げながら紹介します。

実習の人数と期間

施設により受け入れ人数が異なりますが、1施設につき2〜6人程度です。実習は各部門に分かれて行うので、1〜2人ずつに分かれます。

実習期間4ヶ月で8部門に分かれる場合、1部門につき2週間行うことになります。

実習内容は?

「生化学検査」「一般検査」「血液検査」「輸血検査」「免疫検査」「微生物検査」「生理検査」「病理検査」などの部門に分かれます。大学病院等では遺伝子検査が加わることもあります。

公衆衛生の実習として保健所にも行きます。実習内容は、指導員の方が実習生用に準備してくれる場合もあれば、業務の一部を行うこともあります。

生理検査の実習では、実際に患者様を相手に心電図検査等を行うことがあり、接遇の仕方も学ぶことができます。

実習はつらい?

実習施設によって、また部門によっても雰囲気が異なりますが、医療の現場ですから緊張感があります。

朝から夕方まで実習をした後、実習レポートを書かなければならず、肉体的にも精神的にも疲れます。

しかし、つらいことも楽しいことも実習で経験したことは記憶に残りますし、実習で得たものは国家試験や就職してから役に立ちます。

また、実習先の検査技師の方々としっかりコミュニケーションをとり、人間関係を築いておけば実習終了後、そして就職後も良き相談相手となってもらうことができるでしょう。

臨地実習では、学校の実習では体験できないことをたくさん体験できます。

見学に協力して下さる患者さまや実習の指導者である検査技師の方々への感謝の気持ちを忘れず、積極的に取り組めばより多くのことが得られるはずです。