陸上選手の給料・年収・収入

他の人気プロスポーツと比べると少なめ

世界の陸上選手で、最も稼いでいるのは、男子100mの世界記録(9秒58)をもつウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)です。

『フォーブス』というアメリカの経済誌の試算では、年収約20億円と報道されています。

賞金レースの賞金に加え、スポーツ用品メーカーやクレジットカード会社などとのスポンサー契約で莫大な収入を得ています。

しかし、サッカーや野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ゴルフなど、他の人気プロスポーツと比べると、陸上のプロ選手の年収は低めです。

実際、スポーツ大国のアメリカでも、陸上選手がプロとして稼ぐのは大変といわれています。

日本の陸上のプロ選手は一握り

日本の陸上選手で、過去にプロ宣言をした選手は限られます。また、あくまで推定ですが、年収も数百万円から数千万円と見られています。

日本では、陸上の大きな大会も少ないので、プロとして生活しようと思えば、海外の大会を転戦しなければなりません。

そういう苦労も考えると、プロになりたいという人は少ないです。

日本の陸上選手の大半は企業の陸上部員

企業に所属する選手には、社員選手と契約選手の2通りあります。

社員選手は、配属先もあり、通常は午前中に働き、午後から練習します。大会期間中や大会が近づくと仕事を免除されますが、基本的に仕事をしながら、競技生活をサポートしてもらうというパターンです。

それに対して、契約社員は仕事をする必要がありません。企業のサポートを受け、競技生活に専念できますが、選手を引退すると企業との契約も切れます。

陸上競技の強い企業は、契約選手が多いです。

企業所属選手の年収

社員選手の収入は、同期社員と同等の基本給+競技者手当です。

基本給の額は企業によって違いますが、いわゆる一般社員やOLと同程度です。就職1年目で年収200万〜300万円あたりです。

競技者手当ての額は、成績によって変わります。大きな大会で活躍する選手は、競技手当ての分だけ一般社員より給料は少し多いようです。

ただし、会社によっては、社員選手の場合、競技者手当てのないところもあります。

契約社員の給料は、基本給が社員選手の基本給よりも少し高くなっているところが多いようです。また、大きな大会で活躍したときの競技者手当てや報奨金も、社員選手よりは多いようです。

企業によって差がありますが、大きな大会で上位入賞すれば、数十万円の報奨金が出されるといわれています。