理学療法士に向いている人、適性

人と接することが好きな人

理学療法士の適性として最も大切だといえるのは、「人が好きかどうか」という点です。

この仕事では毎日さまざまな患者さんと接しますし、それ以外にも患者さんのご家族、あるいは医師や看護師、他のリハビリテーション職のスタッフなど、人とコミュニケーションをとる時間がとても長くなります。

そして、ただマニュアル通りにリハビリをするだけでなく、心のふれあいがとても大切です。

理学療法士には「患者さんの身体の状態を少しでも良くしたい」という姿勢が欠かせません。

そして、その基本となるのは、「人のために何かをしたい」という素直な感情です。

誰かのために一生懸命になれる人であれば、お喋りが上手でなかったり、恥ずかしがりやだったりしても大丈夫です。

患者さんのために本気になれるかどうか。これを備えている人は、理学療法士の適性が十分にあるといえます。

細かなことにも、しっかりと向き合える

理学療法士が行うリハビリテーションの過程では、通常であれば「気のせい」と思われてしまうような小さな動きや症状に対しても、一歩踏みとどまって考えることが必要になります。

人の身体はちょっとした異常が大切な信号になっていることも多いため、それを受け止められるかどうかが、リハビリの効果を上げることにもつながるからです。

理学療法士は、いつも患者さんとの会話や、リハビリ中の細かな一つひとつの動きに注意を払うことで、こうした変化や異常にすぐ気が付くよう心がけています。

ただし、これは非常に集中力を要することです。飽きっぽい人やおおざっぱな人よりは、細かなことにもよく気が付く人のほうが、この仕事に向いているといえるでしょう。

身体を動かすことが苦でない人

理学療法士の仕事では、リハビリを行う際に身体を動かす場面がたくさん出てきます。

患者さんの介助を行うには、どうしてもそれなりの筋力や体力を要します。この仕事は女性も多く活躍しており、決してアスリート並みの肉体がなければ務まらないというわけではありませんが、少なくとも身体を動かすことが苦でないかどうかは重要なポイントです。

どちらかというと、机に向かって静かにしているよりも、人とコミュニケーションをとりながら動き回っているほうが楽しいと思えるような人に向いている仕事です。

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