理学療法士養成学校で勉強すること

最初は他の専攻学科と共通の勉強

理学療法士養成校に指定されている学校は全国にたくさんありますが、理学療法士に加えて「作業療法士」や「言語聴覚士」を養成するための学科・コースを併設している学校も多くあります。

その場合、1年次は「解剖学」「生理学」「運動学」「人体の機能と構造」など、医療・医学に関わる基礎的な科目が中心になることから、他学科の人と同じ教室で勉強する機会がたくさんあります。

「基礎的」といっても外から見れば専門的だと思える内容になり、初めて知る・学ぶことがたくさんありますから、気を抜くことはできません。

1年次で勉強することは、その先、専門的な知識を支えていくための大きな土台になります。

人によってはこの基本部分で大きくつまづいてしまうこともあり、またこの時期の勉強が一番難しかった、大変だったという感想を持つ人もいます。

毎日の講義にしっかりと取り組み、自分で工夫をしながら暗記や勉強をしていく必要があります。

徐々に少数での専門授業に

学年が上がると専門化が進んでいき、学科ごとに別れて授業を受けるようになります。そのため、ここからは他の学科の人との繋がりが少なくなっていくことにもなります。

人間関係も、同じ学科の人との繋がりが強くなっていくでしょう。

この時期に受講する講義や授業は、「理学療法概論」「物理療法」「臨床運動学」など、応用がかかってくる問題や内容を取り扱うことが多くなります。

基本的な部分が理解できていないと、ますますわからなくなってしまう可能性もあります。

医学の基礎から、だんだんと治療、訓練という要素が含まれる科目が増えます。

集大成としての実習はやはり厳しい

学校で受けた授業の集大成として「実習」があります。

1、2年次から講義と並行して施設実習や評価実習を行う学校もありますが、大きな臨床実習は、どの学校でも基本的に最高年次である3年生あるいは4年生で行なうことになります。

実習では現場で経験を積んでいくことになるため、そこまでに、ある程度の専門的な知識を身につけておくことが前提となります。

実習期間は1ヵ月から2ヵ月程度に設定されていることが多く、身体領域や老年期領域などに分けて、これを何回も行なうこともあります。

仕事体験談