理学療法士が活用する治療方法

物理療法が中心

理学療法士が活用する治療方法は、理論的なもので見ていくと非常に多くありますが、基本的には「温熱療法」「電気治療」「マッサージ」といった物理的な治療が中心となります。

理学療法士は、身体的な症状に対して高い専門性を持つ職業であるため、物理療法的な手段が自然と多くなります。

しかし、どの物理療法を重視するかは、職場や医療機関の方針によっても少々異なります。

基本的にはさまざまな療法を組み合わせていくのが良いとされていますが、温熱治療が多かったり、電気的な治療が多かったりなど、若干の偏りを見せることもあるでしょう。

理学療法士が多くいる場合、所属している理学療法士がどの治療方法を得意とするかによっても、展開していく治療方法は変わっていきます。

ただし、これから理学療法士を目指す人としては、幅広い知識を持っておく必要があります。

どれか一つの治療方法だけに焦点を当てるのは、多くの経験を積んでからもでも遅くはありません。

幅広い治療方法ができる理学療法士はどのような現場でも活躍することができる可能性が高いため、経験の浅いうちは視野を広く持っておいたほうがよいといえます。

精神面に対する理解も必要

理学療法士の活用する治療方法は、作業療法士とは異なり、身体的な機能の要素に特化している面があります。

そのため、精神的な面にアプローチする治療方法を知っている理学療法士は、決して多くありません。

ここでいう精神的な面にアプローチする治療方法というのは、薬物治療などではなく、心理的な認知に関する治療、あるいは行動化に関する問題などに対しての行動療法的なものになります。

これらの治療法を効果的に活用することで、リハビリをスムーズにすることができる場合もあります。

学べる場面はあまり多くはありませんが、知っていれば治療の幅も広がるでしょう。

たとえ精神的な治療方法を知らなくても、リハビリをしている人、訓練をしている人の精神面をしっかりと考えることは重要です。

簡単にいえば、リハビリに対して前向きであるのか、それとも後ろ向きであるのかによってだけでも、効果は違ってきてしまうものです。

治療理論は数多く存在する

治療方法とは似ているようで、少し違う存在になるのが治療の理論になります。

理論を基に方法が生まれることになるため、理論を知っておくことは必須といえます。

理論については、養成学校でしっかりと学ぶこともあるかもしれませんが、それはあくまでもメジャーなものであり、膨大な理論の一部でしかありません。

治療の理論に関してはしっかりと関心を持ち続け、理学療法士になってからも継続的に勉強をすることが大切だといわれています。

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