レコーディングエンジニアに必要なこと、勉強すること

Pro Toolsを使いこなす技術

アビッド・テクノロジー社が提供するPro Toolsは、レコーディングスタジオで使われる標準的なデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)用のソフトウェアです。

デジタルで音声の録音、編集、ミキシングなどの作業がスムーズに行えるように構成された一体型のシステムとなっています。

レコーディングエンジニアなら、Pro Toolsを使いこなす技術は必ず習得していなければなりません。

加えて、Pro Toolsを動かすのはほぼ100%、Macパソコンであるため、そのオペレーション技術も当然ながら必要になります。

音響機器の操作技術

レコーディングエンジニアが扱う音響機器はたくさんあり、操作も複雑です。

誰でも知っているマイクロフォン(マイク)にも種類があり、曲調やボーカルの声質などによって使い分けなければなりません。

また、ミキシングコンソールでは収録した複数の音源をもとに、それぞれの音色や音量、定位を調整し、トラックダウンを行います。

他にも、マイクのレベルを増幅させるマイクプリアンプ、音作りに欠かせないエフェクタなど多数の専門機器があり、なおかつ新しい機種が出るたびに使い方をマスターしなければなりません。

さらに、操作する技術だけではなく、接続したり不調の原因を知ったりするために、電気工学的な知識も必要になります。

コミュニケーション能力

レコーディングエンジニアはミキシングの腕前もさることながら、見習い期間中はとくに、アーティストやミュージシャンといかにコミュニケーションを取り、レコーディングを円滑に進めるかが問われます。

CDのクオリティによって売上げが変動し、自分の収入や人気も左右されるアーティストたちにとっては、神経質になりがちなレコーディングシーン。

彼らの意向をすばやく察知し、打てば響くようなミキシングができる人は、アーティストたちにとって一緒に仕事がしやすく、かわいがられる存在になります。

こうしたコミュニケーション能力が高い人は、毎回レコーディングのたびにお呼びがかかる人気レコーディングエンジニアに成長していくでしょう。