レーサーの仕事内容

レースに参加してマシンを操作する

レーサーは、一般に「レーシングドライバー」とも呼ばれ、レースに参加してマシンを操作するドライバーのことです。

レーサーの使命は、もちろんレースに参加して優勝することです。一番速くゴールをすることで、レーサーは実績を築くことができ、賞金も多く稼げるようになります。

レーシングコースで一番効率のよいラインを選んで走り、その間にシフト操作やアクセルワーク、ブレーキング、ハンドル操作などを何度も繰り返します。

と同時に、刻々と変化するマシンのコンディションやタイヤの状態、燃料の減り具合などを的確に把握しながら対応していきます。

時速200キロはもちろん、レースによっては時速300キロを超え、スピンやコースアウト、クラッシュといった事故も起きています。死と隣り合わせの危険な職業の一つです。

エンジンの構造や性能の知識も重要

レースに勝つには、レーサーのドライブテクニックも大切ですが、マシンの性能も重要です。

どんなにレーサーの運転技術が高くても、マシンが走らなければ、勝負になりません。そのため、レーサーは、エンジンの構造や整備についての知識も必要です。

もちろんエンジンの設計から製造、さらに調整は、メカニック担当のスタッフの仕事です。しかし、エンジンの性能や微妙な違和感は、マシンに乗ったドライバーにしか分からないこともあります。

日々のテスト走行の中で、さまざまなデータとともに、ドライバーの感覚も加味しながらエンジン性能の向上に生かすことが大事です。

スポンサーとのお付き合いも大事

レースには、

・F1を頂点とするフォーミュラーカーレース
・「ル・マン」で有名な耐久レース
・乗用車をつかうツーリングカーレース
・公道や荒野、砂漠を走るラリー
・自動車運転免許がなくても参加できるレーシングカート

など種目がたくさんあります。

どの種目のレーサーになるかで、求められる資質やテクニックなども変わってきますが、どの種目でも、マシンそのものやメカニック担当スタッフの維持、チームの移動、宿泊などに多くの費用がかかります。

そのため、スポンサーから多額の資金援助を受けることになります。

スポンサーの多くは、自動車メーカーや自動車部品、タイヤ、ガソリン、さらにはタバコメーカーなどで、スポンサー料は広告費として集められます。

それらのスポンサーは、チームにつくことも、レーサー個人につくこともありますが、いずれにしろ、レーサーは「チームの顔」として、スポンサーとお付き合いしていくことも大事な仕事になります。

レーサーは、スポンサー企業の宣伝塔として活動するだけでなく、エンジンやタイヤを提供された場合には、企業に有用なデータを提供することも求められます。

やはり一番大事なのは勝つこと

レーサーである以上は、レースで勝利しなければ実績が認められることはありません。

レーサーの優劣は、レース以外の業務でも少なからず判断されるものですが、日々のデータ取りや、スポンサーからの資金集めも、すべてはレースで勝つための過程です。

与えられた仕事をこなしながら、ドライブテクニックを磨き、レースでの勝利を目指して活動しています。

オートレーサーの仕事内容

オートレーサーは、公営競技のオートレースに出場して賞金を稼ぐのが仕事です。

カーレースと違い、公営競技として行われているため、日々の行動やルールは、むしろ競馬や競輪、ボートレースに近くなっています。

レース開催中は、オートレース場からの外出を禁止され、外部との連絡も緊急の場合を除いて一切できません。