レースの種類

フォーミュラカーによるレース

「F1」という呼び名で知られる「フォーミュラ1」は、フォーミュラカーで行われる世界最高峰のレースです。

フォーミュラカーとは、「車輪とドライバーがむき出しになっている」という意味で、そのレースでは、安全性を確保しながらも、最低限の装備のみで速さを競っています。

フォーミュラカーを用いたレースは、数多く実施されています。F1は、FIA(国際自動車連盟)が主催する世界選手権として、世界各地で開催されています。

多額の運営費がかかり、参戦するドライバーはFIAが認定するスーパーライセンスが必要です。

F1を頂点としてGP2、F3も開催されている

F1の一つ下のレースが「GP2」です。2004年までは「国際F3000」と呼ばれていたレースで、基本的には、F1のヨーロッパ開催時のサポートレースとして行われます。

F1に参戦するドライバーの登竜門としても注目されています。

「フォーミュラ3(F3)」は、「GP2」の下に位置するレースです。

エンジンの排気量が4気筒で2000ccまでと規定されているのが大きな特徴で、現在、いくつかの国や地域で選手権シリーズが開催されています。

日本で開催される全日本F3選手権

F3は、日本でも「全日本F3選手権」が開催されています。この全日本選手権を始め、ユーロシリーズやイギリス、イタリア、スペインのF3チャンピオンは、ドライバーからの申請があれば、F1に参戦できるスーパーライセンスが無条件で発給されます。

日本では、「日本選手権スーパーフォーミュラ(SF)」も開催されています。

もともと日本で開催されていた「フォーミュラ・ニッポン」を2013年からアジア版に拡大したものですが、レースは日本国内だけで行われています。

アメリカを中心に開催されるインディカー・シリーズ

アメリカを中心に開催されるインディカー・シリーズも、フォーミュラカーで行われるレースです。独自のレギュレーション(規則)をもち、北米で最高峰のカーレースです。

耐久レースには、定められた距離の走破時間を競うレースと、定められた時間内に走った距離を競うレースの2つがあります。

有名な「ル・マン24時間耐久レース」は、フランスのル・マン近郊にある「サルト・サーキット」で行われ、24時間でのサーキット周回数を競います。

耐久レースは各国で開催されている

耐久レースは、各国や地域でいろいろと開催されています。

アメリカのフロリダ州デイトナで開催される「デイトナ24時間レース」、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで開催される「スパ24時間レース」が、世界3大耐久レースとされています。

日本でも、「鈴鹿1000Km」が行われています。有名な「鈴鹿8時間耐久ロードレース」は、世界耐久選手権の一つとして開催されるオートバイによるレースです。

ラリーの最高峰は「世界ラリー選手権」

「ラリー」は、指定されたコースを規則に沿って長時間走るレースのことです。通常は、ドライバーとナビゲーターがラリーカーに乗り込み、公道を走ってタイムや運転の正確性を競います。

ラリーの最高峰は、世界ラリー選手権で、その下にヨーロッパ選手権やアジアパシフィック選手権など4つの地域選手権があります。日本国内でも全日本ラリー選手権が行われています。

そのほか、

・コースにパイロンを置いてスラローム競技とする「ムジカーナ」
・直線コースで停止状態から発進し、ゴールまでのタイムを競う「ドラッグレース」
・砂漠や砂地といった悪路を走行するための軽量なバギーカーを用いた「バギーカーレース」
・市販車を改造したツーリングカーで行われる「ツーリングカーレース」

などもあります。

オートバイ競技には、

・舗装されたサーキットや公道で行われる「ロードレース」
・モトクラス競技専用車をつかって未舗装の周回コースで行う「モトクロス」
・高低差や傾斜など複雑に設定されたコースをいかに走破するかを競う「トライアル」

などがあります。