レーサーの引退後

元F1レーサー中嶋悟さんの現在

日本人初のF1フルタイムドライバーだった中嶋悟は、現役時代から、「中嶋企画」という会社を設立し、若手レーサーを育成していました。

引退後は、「ナカジマレーシング」を立ち上げ、自ら監督に就任しました。このチームで「スーパーフォーミュラ」や「SUPER GT」などに参戦し、高木虎之介、松田次生、小暮卓史選手といったドライバーたちが出ています。

鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)の校長も務めています。これまで佐藤琢磨や松浦孝亮、息子の中嶋大祐選手などを送りだしました。中嶋大祐選手は、「ナカジマレーシング」にも所属しています。

ホンダや鈴鹿サーキットなどのイベントにゲスト出演し、デモンストレーションランをしたり、エキシビジョンレースにも参加しています。

レーサーは引退年齢が早い

レーサーの引退は、他の職業に比べると早く、40代まで現役でいられる人は少ないです。成績が下がり、レーシングチームにドライバー契約を打ち切られると、他を探すか、引退するしかありません。

F1レーサーなど高いレベルで活躍していれば、レベルを落としても現役を続けることは可能でしょう。

しかし、将来性が見込めないと判断されたり、若いレーサーが台頭してくると、20代、30代でも引退に追い込まれます。

引退後の道は、レーサーとしての実績などに左右される

引退後の道は、レーサーとしての実績や資金、人柄、知識などによります。資金が豊富だったり、スポンサーがあれば、レーシングチームを立ち上げることもできるでしょう。

実際、F1レーサーには、レーシングチームのオーナーや監督になったり、テレビ解説者となったりして、引退後もレースの世界で生きている人が多いです。

また、メカニックの知識が豊富だったり、レーサーとしての経験が生かせれば、チームスタッフやレーシングチームの講師などとしてレースに関わることも可能でしょう。

しかし、若くして引退した人には、レース界から離れ、他の分野へ転職したり、親の事業を引き継いだ人もいます。