プロレスラーの1日・生活スタイル

プロレスラーの1日の過ごし方

プロレスラーの1日は試合の日、練習の日、オフの日とそれぞれにスケジュールが異なります。

試合のある日でも、練習場や合宿所のある地元で試合を行う場合と、遠隔地で行う場合では大きく違います。

遠隔地で興行が行われる場合は、前もって会場のある都市に移動しておいて会場近くに宿泊することもあります。

試合のない日は、午前か午後のどちらかに所属するプロレス団体で合同練習に参加。

人気選手になれば、練習の前後の時間帯などに新聞や雑誌、インターネットメディアなどの取材を受けることもあります。

それ以外の時間は自由ですが、ウェートトレーニングをしたり、技の研究をしたり、トレーニングジムに通う人もいます。

怪我の多い職業ですから、時間を見つけて病院や整体院などに通うことも多いです。

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試合日のプロレスラーの1日

以下は、東京のプロレス団体が群馬県や栃木県などで18時から興行を行うケースの1日のスケジュールです。

8:00 起床
起床し、ストレッチやランニングを行うなど体をあたためて朝食をとります。
10:00 試合会場へ出発
東京のプロレス団体が関東圏で興行を行う場合は通常、団体のバスに乗って全員で移動します。
12:00 試合会場に到着
会場に到着したら、昼食をとります。
13:00 リング設営
リング設営係と練習生らが会場にリングを設営し、プロレスラーはメディアの取材などが入っていれば受けることもあります。
15:00 ウォーミングアップ
リングでスパーリングをするなど、試合に向けてウォーミングアップを行います。
17:30 開場
プロレスラーもロビーでお客さんを迎えることがあります。
18:00 興行開始
プログラムに沿って、経験の浅いプロレスラーから順番に試合をしていきます。
21:00 興行終了
ロビーでお客さんを送り出し、リングを撤収するなど会場の後片付けをします。
23:00 帰京
夕食をとり、バスで東京に戻ります。

練習日のプロレスラーの1日

以下は、プロレスラーの練習日の1日のスケジュールです。

8:00 起床
起床してストレッチやランニングを行うなど、かるく体をあたためてから朝食をとります。
10:00 自主トレーニング
ジムでトレーニングを行ったり、怪我がある場合は病院や整体院などに行ったりします。
12:00 昼食
昼食をとって、午後の合同練習に向かいます。
13:00 合同練習
所属するプロレス団体の合同練習に参加し、スパーリングや技の研究などを行います。
16:00 取材対応
専門誌などの取材が入っているときには、インタビューを受けることもあります。
19:00 夕食
帰宅して食事をとり、翌日の練習に備えて早めに就寝します。

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プロレスラーの1週間の流れ

プロレスラーの試合は土・日曜日に行われることが多く、その翌日がオフになるのが一般的です。

興行によっては平日の夜に行われることもありますが、基本的には週末が中心となっています。

プロレスラーにとって、最も大切なのは会場に来てくれたお客さんに楽しんでもらうことです。

プロレス団体の収入源は興行収入ですから、どれだけのお客さんが集まったかがプロレスラーの収入にも直結します。

そのため、プロレスラーの生活は興行を中心に回っていき、興行の日程が決まるとその試合に合わせて生活をしていきます。

試合の翌日はオフになることが多いですが、また次の興行に向けてしっかりと体を休めます。

休日の過ごし方

休日の過ごし方は人それぞれですが、そのときのコンディションによってトレーニングをすることもあれば、体のケアに時間を使うこともあります。

休日でも個人的にウェートトレーニングなどを行って肉体の強化や維持に努めるプロレスラーも多く、スポーツジム通いが定番の過ごし方になっている人もいます。

プロレスラーは練習や試合で激しい動きをするため、たいていは怪我を抱えています。

練習のない日に病院へ行って診察を受けたり、整体院などへ行って体の調整をするのも仕事のうちです。

とくに整体院などは平日の昼間ならたいてい空いていますから、時間をかけて調整してもらうことが可能です。

翌日からの練習や次の興行のために、休日にはきっちりと体のコンディションを整えることが大切になってきます。

オフシーズンの過ごし方

プロレスの興行は一年を通して行われているため、プロ野球やJリーグなどの他のプロスポーツのように、1カ月から2カ月のまとまったオフシーズンは存在しません。

ゴールデンウィークやお盆休みには試合が組まれることが多いので、基本的には長期のオフも年末年始くらいしかありません。

体力勝負の仕事ですから、試合をしながらも普段からうまく体を休め、体調管理をしっかりすることが大切にです。

人気プロレスラーの場合、時間があるときにはテレビへの出演や専門雑誌、スポーツ新聞などの取材、スポンサー関係のイベント出演などの仕事が入ることもあります。

取材やイベントへの参加は、宣伝活動の一環として積極的に参加します。