プログラミング言語
プログラマーにとって最も必要となるのは、プログラミング言語に関するスキルです。
Web系、ゲーム系、組み込み・制御系、汎用系、オープン系といったように、どのようなジャンルの開発をするのかによって必要とされる言語は異なりますが、Java、PHP、Perl、Objective-C、JavaScript、Oracle、XMLなど多様な言語があるなかで、業務をこなすうえで必要な言語のスキルを磨いていく必要があります。
複数の言語を扱えるようになれば、それだけ携わることができる案件の幅が広がり、クライアントの多様なニーズにも応えられるようになります。
ただし、1つの言語について圧倒的なスキルを持ち、クオリティの高い仕事ができるプログラマーも、業界では市場価値が高い人材としてみなされます。
いずれにしても、IT技術は常に進化し続けています。
そのなかで、抜群の吸収力を持った若手プログラマーは次から次へと出てくるため、現状に甘んじず、新しいものを吸収していこうとする姿勢が欠かせません。
チームで物事を進める力
プログラマーは、基本的に一人でPCに向かって開発作業を進めていくことになります。
しかし、関わるプロジェクトそのものは必ずチームで行われるものとなっており、とくに他のプログラマーやシステムエンジニアとの意思疎通は不可欠です。
そもそもプログラマーは、システムエンジニアがまとめた設計書に沿って開発を進めることになります。
そのため、システムエンジニアが示す開発意図への理解ができないと、ピントのずれた開発をしてしまうことにもつながりかねません。
開発作業以外のところでは、チーム全体でコミュニケーションを図ったり、打ち合わせを重ねたりといった場面もたくさん出てきます。
プログラマーは、プログラミング言語スキルの向上と同じくらい、仲間との関わりも重要だといえます。
その他
このほか、開発をスケジュール通りに進めるための自己管理能力、多忙ななかでもハイパフォーマンスを出すための集中力や体力、地道な作業を長く続けていくための忍耐力などが必要とされます。