プロダクトデザイナーの就職・採用状況

インハウス(企業内)デザイナーの場合

プロダクトデザインを専攻する学生の卒業後の就職先としては、まずはさまざまなメーカーが考えられます。

メーカーの業種としては、自動車、家電、家具、事務用品、日用品・生活雑貨、スポーツ用品、玩具・ゲーム・キャラクター、化粧品、製薬品、時計・ジュエリーなどが挙げられます。

たとえば、トヨタ自動車、パナソニック、カリモク家具、コクヨ、TOTO、ミズノ、アシックス、バンダイ、コナミデジタルエンタテインメント、花王、シチズン時計などです。

ただ、社内にデザイン部署のあるメーカーは大手企業や安定した企業の場合が多いですが、大量にプロダクトデザイナーを採用する会社は少数で、採用人数が数名に限られる会社のほうがたくさん見受けられます。

プロダクトデザイナーは高度な専門職であるため、インハウス(企業内)デザイナーをめざす多数の就職希望者に対して就職先は少なく、非常に難関であるといえるでしょう。

制作会社デザイナーの場合

プロダクトデザイナーの就職先としてはメーカー以外にもプロダクトデザイン事務所が考えられます。

全体的に大手メーカーほど会社の規模は大きくないかもしれませんが、デザイン事務所のなかにも規模の大小はあります。

ただ小規模な事務所であってもそのぶん師匠のような上司のもとで実際のデザイン業務をたくさん経験することができるでしょう。

いずれにしても就職先は限られており、採用状況は厳しいと考えられます。

インハウス(企業内)デザイナーの場合は自社製品のプロダクトデザインを行いますが、制作会社デザイナーは複数のクライアントから依頼されるさまざまな製品を担当します。

プロダクトデザイナーの手がける製品は、身の回りの生活用品から自動車や飛行機などの大きなものまで多岐にわたります。

制作会社のデザイナーになりたいと志望する場合は、多種多様な製品に対応できるような幅広いデザイン力に加えて、突出した得意分野をもつ必要があるでしょう。

まずは、どのようなプロダクトデザイナーになりたいかをじっくり考えてみましょう。

憧れのプロダクトデザイナーがいるのであれば、そのデザイン事務所に就職するのが最初の目標になるかもしれません。

プロダクトデザイン関連のサイトなどを熟読して、どのようなデザイナーがいるのかを調べてみるのもよいでしょう。