プロダクトデザイナーの資格

資格の意味

プロダクトデザイナーになるために、あるいはプロダクトデザイナーとして仕事をするために、取得しなければならない資格はありません。

しかし、プロダクトデザイン(PD)に関する民間資格は存在します。公益社団法人「日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)」が主催する「プロダクトデザイン検定」です。

民間資格ですから、取得せずに「プロダクトデザイナー」と称しても問題はありません。

では、なんのための資格かといいますと、ひとつは就職活動の際に活用できるというメリットが考えられます。

ただ、資格の有無が採用を左右するかというと、現実的にはポートフォリオ(作品集)や面接のほうが重視され、判断材料としては参考程度の場合が多いかもしれません。

客観的な実力を見極めるために、あるいはクライアントや対外的、対内的なプレゼンテーションの安心材料として、信頼される資格が「プロダクトデザイン検定」であるといえるでしょう。

プロダクトデザイン検定の詳細

「プロダクトデザイン検定」を主催する団体は、公益社団法人「日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA)」です。

基礎の2級と実務者向けの1級があり、全国のテストセンターでいつでも受験および申込みができます。JIDAから業務委託された株式会社ボーンデジタルが検定事務局となり、検定試験を実施しています。

受験資格はなく、試験時間は2級、1級ともに90分で4択問題が100問、出題されます。受験料は1万円(税抜)です。

さらに資格登録料として1万円(税抜)が必要ですが、合格したあと登録を申請すると「PD検定2級(1級)資格証」が発行されます。資格に有効期限はありません。

英語表記で、JIDA認定「Certification of the Japan Industrial Designers’ Association 」の「Product Design Specialist」(2級)、または「Product Design Expert」(1級)と名乗ることもできます。

挑戦してみたい方は、公式サイトをご参照ください。

日本インダストリアルデザイナー協会(JIDA) プロダクトデザイン検定

そのほかの資格

プロダクトデザインに関わる民間資格としては、ほかにも公益社団法人「色彩検定協会」主催の「色彩検定」(1級~3級)や公益社団法人「画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)」主催の「CGクリエイター検定」(1級~3級)などが考えられます。

しかし実際の現場でプロダクトデザイナーがカラーリングや本格的なCG制作まで行うかというと、専門家によって分業する場合もあると考えられます。

ただし業務内容には深く関連する技術ですから、プレゼンテーション次第では強みになる資格であると思われます。

どのようなプロダクトデザイナーになりたいか、実力は備わっているのかを見極めるために挑戦してみてもいいでしょう。詳しくは公式サイトをご確認ください。