プロダクトデザイナーになるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・専門学校)

プロダクトデザイナーになるための学校の種類

大手メーカーのプロダクトデザイナー職の採用試験は、デザインを専門に学んだ人を対象とする場合が一般的です。

そのため、美術・芸術系の大学でプロダクトデザインやインダストリアルデザインを学び、就職をするのが一般的とされています。

プロダクトデザイナーになるには

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プロダクトデザイナーになるための大学

プロダクトデザイン学科のある大学

「プロダクトデザイン学科」が設置されている大学としては、以下のようなところがあります。

・東北芸術工科大学/デザイン工学部(山形)
・京都精華大学/デザイン学部
・京都造形芸術大学/芸術学
・神戸芸術工科大学/芸術工学部(兵庫)

プロダクトデザインの対象は多岐にわたるため、専攻はたとえば製品デザインコース、インテリア・家具デザインコースなどに分かれています。

上記4校はすべて私立大学で、4年間の学費の目安は500~700万円程度です。

美術系の国立大学

名称は「デザイン学科」や「生活デザイン学科」などと違いがありますが、プロダクトデザインについて学ぶことのできる大学はいくつか存在します。

美術系の国立大学としては、以下のような学校が挙げられます。

・東京藝術大学/美術学
・筑波大学/芸術専門学群(茨城)
・京都工芸繊維大学/工芸科学部
・九州大学/芸術工学部(福岡)

工学系の国立大学としては、以下のようなところがあります。

・千葉大学/工学部
・名古屋工業大学/建築・デザイン工学科(愛知)
・山口大学/工学部

公立大学としては、以下のような大学があります。

・札幌市立大学(北海道)
・長岡造形大学(新潟)
・首都大学東京
・愛知県立芸術大学
・静岡文化芸術大学
・京都市立芸術大学
・滋賀県立大学
・金沢美術工芸大学(石川)
・岡山県立大学
・沖縄県立芸術大学

国公立大学の場合、学費の目安は4年間で250~300万円程度です。

美術系5大学

美術系の五大学といえば、以下の大学が知られています。

・多摩美術大学
・武蔵野美術大学
・東京造形大学
・日本大学/藝術学部
・女子美術大学

すべて東京に本部のある私立大学で、プロダクトデザイン関連の学科もあります。

4年間の学費の目安は650~700万円程度です。

ほかにも芸術学部、美術学部、造形学部、工学部など、プロダクトデザインを勉強することのできる私立大学は全国に多数あります。

プロダクトデザイナーになるための専門学校

プロダクトデザイナーになるための専門学校はさまざまありますが、有名なプロダクトデザイナーを多数輩出していると評判なのが桑沢デザイン研究所(東京)です。

昼間部(3年制)の総合デザイン科、夜間部(2年制)のデザイン専攻科、どちらでもプロダクトデザインを専攻できます。

学費は昼間部の3年間で420万円程度、夜間部の2年間で150万円程度とされています。

そのほか東京デザイナー学院、日本工学院専門学校(東京)、名古屋コミュニケーションアート専門学校(愛知)などにもプロダクトデザイン科(または専攻)があります。

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プロダクトデザイナーの学校選びのポイントは?

進路を選ぶ際は、まず自分が就職を目指す企業がどのような採用条件かを調べておく必要があります。

進学先を選ぶ上では、カリキュラムや指導者などを重点的に調べましょう。

なかには在学中に、メーカーと連携した共同開発を経験できる学校もあります。

卒業生の進路や就職サポート体制など、さまざまな面から比較検討するとよいでしょう。